ここから本文です

「Android One」スマホは何が違うのか?

@DIME 8/10(水) 7:30配信

 Y!mobileから7月29日に発売となった『507SH』(シャープ)は、日本初の「Android One」スマートフォンである。この「Android One」とはGoogleが展開するスマホブランドで、ローエンド~ミドルエンドクラスのスマホを主に、新興国市場向けに提供するためのブランドである。早速注目の「Android One」スマホのレビューをお届けしよう。

■ミドルエンドだがビジネスで使うには十分の性能を持つ

 まずは『507SH』が持つスペックをハイエンドスマホと比較のため『Xperia X Performance』(以下、Xperia X)と比べてみよう。

『507SH』はミドルエンドクラスのスマホというだけあって、CPUのランクが『Xperia X』より低くなり、画面の解像度が1280×720と低め。カメラ性能も2016年発売モデルとしては低めの1310万画素になっている。ディスプレイサイズは5インチで、女性でも苦痛を感じることなく操作できる大きさ。

 ハイエンドクラスのスマホと比べると性能が低い面があるが、ビジネスパーソンが仕事のためにメールチェックしたりカレンダー参照したり写真を撮ったりするには全く問題がない性能だ。1点気になるとすれば『507SH』がおサイフケータイに対応していないこと。SuicaやEdyなどの電子マネーを『507SH』で使えないので、プライベートで使うとすれば躊躇してしまうだろう。

■Android Oneならではの「必要最低限の純正アプリ」と「OSアップデート保証」

 ここで「Android One」ブランドの特徴に触れておこう。「Android One」には以下の特徴がある。

<Android Oneの特徴>

●国ごとの個別対応があるものの端末の仕様をほぼ統一している
●画面UIはAndroid OS標準のものを採用
●2年間のセキュリティアップデートと3年間のOSアップグレードを保証

 Android Oneは、2016年7月現在で21以上の国で展開されている。Androidで稼働するスマートフォンの「標準形」であると考えればわかりやすい。画面UIがAndroid標準のものを採用しているので、このブランドのものであればどのスマホを買っても操作の仕方が同じ。また、セキュリティアップグレードやメジャーアップグレードを保証しているので、常に最新のバージョンを使うことができる。ちなみにAndroid Oneでは、製造は端末メーカーが担当し、販売はGoogleが担当する場合が多い。

 また、法人契約でたくさんの端末を調達するときにもAndroid Oneブランドが重宝する。機種が異なっていても画面UIが同じだし、アップデートが保証されているので、企業のセキュリティリスクを低減させられるからだ。また、ミドルエンドなので、機種代金が安い。『507SH』の場合は、実質負担金だと最高でも4万円しかかからない。

『iPhone』や『Xperia X』などを調達するとなれば、倍以上かかってしまう。したがって、「標準化」されたスマホが、安価にいつでも調達できる利便性がAndroid Oneにはある。

『507SH』を契約するのに必要な端末代金
機種代金は税込みで5万1840円、利用するプラン、契約方法によって実質負担金が最安1万2960円まで落とせる。

「Android One」ブランドの展開は始まったばかり。安価にスマホが手に入るだけでなく、誰もが使いやすいと感じるスマホの標準形を目指すというが、今後の商品展開にも期待しよう。

文/久我吉史

@DIME編集部

最終更新:8/10(水) 7:30

@DIME

記事提供社からのご案内(外部サイト)

@DIME

小学館

2017年1月号
11月16日発売

定価630円

ヒット商品&トレンド大予測!
ふるさと納税駆け込み攻略ガイド!
発表!小学館DIMEトレンド大賞
別冊 DIME創刊号付き

なぜ今? 首相主導の働き方改革