ここから本文です

奮闘する前田健太に援軍。ドジャース大幅補強で逆転優勝なるか

webスポルティーバ 8/10(水) 7:10配信

今夏のトレードで補強に成功したチーム@ナ・リーグ編

 今年の夏はかつてないほどトレードが成立し、多くのメジャーリーガーが球団を行き交いました。そのトレード期限を有効活用し、ア・リーグでもっとも成功を収めたのは西地区のテキサス・レンジャーズだと言われています。一方、ナ・リーグのチームで戦力補強に成功したチームはどこなのでしょうか。

【写真】トレードにより、オールスター捕手とバッテリーを組むことになったダルビッシュ有

 まず、ナ・リーグの東地区から見てみると、ワシントン・ナショナルズが効果的なトレードを行なったと思います。7月30日、ピッツバーグ・パイレーツからクローザーのマーク・メランソン(1勝1敗31セーブ・防御率1.38)を獲得しました。メランソンは昨年ナ・リーグ最多51セーブをマークし、パイレーツの3年連続ワイルドカードゲーム進出に大きく貢献した守護神です。

 今シーズンのナショナルズは開幕から投打が噛み合い、東地区で独走態勢を築きました。しかしながら、夏場に入ってチームの中心選手であるクローザーのジョナサン・パペルボンがまさかの大スランプ。10年連続20セーブ以上をマークし続けてきたベテランが不調になったことで、この夏のトレード期間で彼の穴埋めを図ることが何よりも急務だったのです。

 昨シーズンは地区優勝の筆頭に挙げられながら、東地区2位に終わってポストシーズン進出を逃したナショナルズ。今シーズンは地区優勝のみならず、球団初のリーグ制覇も狙っています。リーグ屈指のクローザーを獲得したのは、長いポストシーズンも視野に入れてのことでしょう。

 ただ、東地区は2位のマイマミ・マーリンズ、3位のニューヨーク・メッツも積極的なトレードで追い上げを図ろうとしています。6月30日にサンディエゴ・パドレスからクローザーのフェルナンド・ロドニー(1勝3敗18セーブ・防御率2.40)を獲得して中継ぎに据えていたマーリンズは、7月30日にもふたたびパドレスから先発右腕のアンドリュー・キャッシュナー(4勝8敗・防御率4.98)を手に入れました。

 首位ナショナルズから7ゲーム差をつけられていますが、13年ぶりのプレーオフ進出に向けて、マーリンズはまだあきらめていません。イチロー選手も所属しているので、日本人ファンとしてはワイルドカードで食い込むことを期待したいところです。

 同じくプレーオフをあきらめていないメッツも、弱点だった打線をトレードで補いました。今シーズンのメッツはチャンスにめっぽう弱く、得点圏打率.204はメジャー30球団で最低の数字。そこで8月1日、シンシナティ・レッズから左の強打者ジェイ・ブルース(打率.259・27本塁打・84打点)を獲得したのです。

 今シーズンのブルースは得点圏打率.344を誇り、トレード時点での打点はナ・リーグ1位でした(現在2位)。シーズン中に打点トップの選手がトレードで移籍するのは、メジャー史上初めての出来事。昨年もメッツはトレード期限ぎりぎりにデトロイト・タイガースからヨエニス・セスペデスを獲得し、大幅な得点力アップで一気にリーグ優勝を掴み取りました。今回のブルース獲得は、まさにその再現を狙っているのでしょう。これから終盤にかけて、メッツも大いに暴れてくれそうです。

1/3ページ

最終更新:8/10(水) 7:10

webスポルティーバ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

Sportivaムック
11月10日発売

定価 本体1,389円+税

フィギュアスケート特集
『羽生結弦 未来を創る人』
■羽生結弦 インタビュー、エッセイ
■羽生結弦 フォトギャラリー