ここから本文です

補強費わずか18億円のミランが本田の売却を再検討 英独の数クラブに売り込み開始か

Football ZONE web 8/10(水) 10:10配信

中国企業グループへの身売り合意も、現時点では資金が枯渇

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が、今夏の移籍市場での放出候補に再浮上しているという。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が「ミランが最も欲しているのは現金収入だ」とミランの補強戦略を特集している。

伊メディアが選定 ベルルスコーニ体制下のミランに名を刻む「名手トップ10」

 ミランは先日、中国の企業グループへ親会社であるフィニンベスト社の株式99%以上を売却する交渉が基本合意に達した。その総額は日本円にして800億円を超えるが、最終的な契約締結前の現時点で使用できる補強はわずかに1500万ユーロ(約18億円)でしかないという。これは、補強費と考えるにはあまりにも少額であり、シーズン開幕前の駆け込み補強もままならない状況にある。

 ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の補強リクエストは、中盤に一人とサイドアタッカーが一人だという。現時点で移籍金を獲得できる放出話は、コロンビア代表FWカルロス・バッカのウェストハム行きで、ウェストハムはバッカに対して年俸500万ユーロ(約6億円)を提示して再オファーをしているという。これがまとまれば一定の収入を得られるが、新監督のリクエストに応じるには不足だ。

 そこで、さらなる放出に手を付ける必要があり、そのうちの一人に本田が再浮上しているという。スペインのセルタとプレミアリーグのチェルシーから獲得の興味を示されているGKディエゴ・ロペス、ロシアのゼニトから打診のあるFWルイス・アドリアーノに加え、本田の売却先を探し始めたとレポートされている。

移籍マーケット閉幕まで予断を許さず

 現地メディアの報道では、正式オファーどころか獲得の調査も受けていないという本田だが、ミランとの契約は残り1年になり、クラブ側としては今夏がそれなりの移籍金を得られるラストチャンスということもあり、クラブ側から売り込みをスタートする方針に転換されたという。その候補として、ブンデスリーガとプレミアリーグの数クラブがリストアップされたとしている。

 いずれにせよ、レギュラーポジションを争うことが見込まれているサイドアタッカーがモンテッラ監督の補強ポイントとして認識されているだけに、現場での評価が高くないことが窺える。8月21日のトリノ戦でリーグは開幕するが、移籍市場の閉幕にはそこからまだ10日ほどの猶予がある。今月いっぱい、本田の周囲には電撃移籍が浮上する可能性が少なからずありそうだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/10(水) 10:10

Football ZONE web

Yahoo!ニュースからのお知らせ