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コメダの豹変…従来戦略を全否定の仰天の新店舗 スムージーや「クロ」ノワールも

Business Journal 8/10(水) 6:02配信

 7月15日、東京・渋谷駅前の宮益坂を上がったところに、「コメダ珈琲店 渋谷宮益坂上店」がオープンした。「あくまで実験店舗としての位置づけ」(同社)であり、ニュースリリースなども配信されなかったので、今のところ詳しく紹介するメディアもないようだ。

 だが、この店は今までのコメダとは違う、新たな取り組みもいくつかある。そこでコメダの今後を占う話題のひとつとして紹介してみたい。

●コメダ初、サイフォンを導入

 渋谷宮益坂上店は、「実験店舗」と位置づけるだけあって、これまでの同店とは異なる手法も導入した。象徴的なのは次の3つだ。

(1)「サイフォンで淹れるコーヒー」を導入

 従来のコメダ珈琲店では、「いつも同じ味のコーヒーを楽しめる安心感」を掲げていた。そのためコーヒーは店舗で抽出するのではなく、コーヒー専用工場で抽出したコーヒーを冷却して各店に配送。店舗では温度管理を徹底して最適温でお客さんに提供している。

 渋谷宮益坂上店の「ブレンドコーヒー」(税込550円)は従来と同じだが、新たに「コメ黒」(同650円)、「ブラジル サンジョゼ農園」(同880円)、「エチオピア モカ」(同720円)といったオリジナルコーヒーをメニューに取り入れた。これらのコーヒーは、注文を受けてから一杯ずつサイフォンで淹れるもので、コーヒー通に向けた訴求だ。

(2)冷たいドリンクでは「スムージー」を導入

 また、「緑野菜と果実」「オレンジと人参」(いずれも同670円)、「マンゴーと黄野菜」(同690円)の3種類のスムージーもメニューに加わった。こちらは女性客を意識した訴求だ。

 女性がカフェの常連客となって以来、夏の定番となったスムージーは、凍らせた果物や野菜をミキサーでドリンク状にするもので、特にグリーンスムージー(生の緑の葉野菜とフルーツと水でつくるのが一般的)は季節を問わない人気商品となり、専門店も増えた。欧州流のスムージーは果物や野菜と水を使い、米国流スムージーはこれに乳製品を加えることが多いと聞く。その意味で、コメダのスムージーは米国流だ。

 それにしても「昭和型喫茶店」として人気を高めてきたコメダが、平成型カフェの人気商品であるスムージーを取り入れたのは意外だった。

(3)周囲を広めにとったカウンター席を設置

 コメダの特徴のひとつは間仕切りのある座席だが、渋谷宮益坂上店の座席レイアウトは少し趣が違う。1階と2階合わせて全71席のうち、カウンター席が19席もあるのだ。

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最終更新:8/10(水) 6:02

Business Journal

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