ここから本文です

悪童バロテッリ獲得にキエーボが名乗り! 本人は移籍に前向きも年俸7億円がネックに

Football ZONE web 8/10(水) 19:29配信

キエーボ会長が獲得希望を明かしたと地元紙報じる

 新シーズンのプレー先が不透明になっている元イタリア代表FWマリオ・バロテッリに、新たな移籍先候補が浮上している。昨季セリエAで9位のキエーボへの移籍にバロテッリ自身が前向きだと、本拠地ベローナの地元紙「コリエレ・ディ・ベローナ」が報じている。

【写真記事】英メディア選定「FKキッカー世界トップ5」 中村俊輔もランクイン

 キエーボのルカ・カンベッリ会長は「夢は見るだけなら無料だ」というコメントとともに、バロテッリ獲得を望んでいることを明らかにしている。「経済面ではビッグクラブとは競争できない」と語りつつも、“悪童”をチームに迎え入れたい意向を表明していた。

 バロテッリは、一昨季に現在保有権を持つリバプールに加入しながら、リーグ戦でわずか1ゴールという大不振に終わった。昨季はACミランにレンタル料が無料、年俸の半分近くをリバプールが負担するという異例の条件で期限付き移籍したが、ここでもリーグ戦1ゴールと不振に終わった。結局、ミランは買取オプションを行使せず、リバプールもユルゲン・クロップ監督から戦力外と見なされている。

 現在はオランダの名門アヤックスが新天地候補の一つに挙がっているが、UEFAチャンピオンズリーグのプレーオフ、ロストフ(ロシア)戦を控える状況で交渉は完全にストップしていると、イタリアメディアでは報じられていた。

昨季ミランと同条件でも約4億円の負担に

 しかし、当のバロテッリはキエーボ行きに意欲を見せているという。同紙によると、バロテッリは友人に対して「キエーボに行くのはやぶさかではない」と話したとされている。母国イタリアでのプレーを継続することを望んでいるという。

 問題になるのは年俸の金額だともされている。バロテッリの年俸は600万ユーロ(約7億円)と言われるほど高額のため、単純な期限付き移籍でキエーボが簡単に支払える金額ではない。昨季のミランと同等の条件だとしても日本円にして4億円ほどの年俸負担が発生するため、それはプロビンチア(地方の小クラブ)にとっては大きな負担だ。代理人のミノ・ライオラ氏は以前イタリアメディアのインタビューに、「リバプールからは、ほぼノーコストで次のクラブが獲得できる条件を勝ち取る」と宣言していたが、実際のところその交渉がどうなっているかは不明だ。

 しかし、プレー先を探す状況にある悪童バロテッリにとっては、頼みの綱になりえる存在だ。デビュー以来ビッグクラブを渡り歩いてきたキャリアに、初めてプロビンチアのクラブ名が記される可能性はあるが、チームの王様として再出発することになるのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/10(水) 19:29

Football ZONE web

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。