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「小池新党」結成の前触れ?区議・市議らと会合

Japan In-depth 8/11(木) 11:46配信

8月10日、東京都内のホテルで「小池知事とともに新しい都政を前進させる地方議員の会」が行われた。

この会は、都議会の会派「かがやけTokyo」の両角穣都議、音喜多駿都議、上田令子都議らが中心となって行われた。選挙期間中、ポスター張りや演説の場所取りなど小池氏を陰で応援した超党派の地方議員や支持者らおよそ70名が集まった。

司会の両角氏は冒頭で、「小池知事の改革を進めるには、都議会の中はもとより都民、そして都議会の外からも多くの応援をいただかないと、困難な改革を前進することができない。小池知事の政策推進に力を貸して貰いたい。」と呼びかけた。また、「今日はまさに、新党発足前夜のような熱気に包まれている。」と述べ、来年夏の都議選を睨んで「小池新党」発足に期待感を示した。

次に音喜多都議が、情報公開の現状について語った。

「先般の都知事誕生後に都議会自民党もメンバーを刷新し、その記者会見において、『ブラックボックスというものはない、これは一体何を指しているのか聞いてみたい』という発言が、自民党の幹事長からあった。しかし、今の東京都政、東京都議会、どちらもブラックボックスだらけと言い切って過言では全くない。」と断言した。

一般的に地方議会においては、大なり小なり非公開の会議は存在するとしながらも、都議会は非公開の会議で決まることが多いと指摘。「議会運営委員会の理事会は、当然非公開で行われているし、委員会の議事録を見れば、ほとんど採決しか行われていない。いったいどこで議論があったのか全く分からない。一例をあげれば、リオ五輪への東京都議の視察の件。6200万円をかけて27人が行くという決定事項のみが議運で議決されていた。どうして27人なのか、なんで6200万円になったのか、質問をしても、非公開の理事会でやっているのでわからない、誰もがこう答える。ありえない。27人の算出根拠はどこかにあって、27人で行こうと発言した議員がどこかにいるはずにもかかわらず、すべて非公開の理事会で行われており、そこで都議会の意思決定がすべて行われている。これが今の都議会の偽らざるブラックボックスの現状である。」と具体的な事例を挙げ、都議会の意思決定プロセスの不透明性を明らかにした。

しかしあくまでこれは議会の話であって、いくら都知事が力を入れても何もできないのでは、という批判に対して氏はこう答える。まず都政の方にもブラックボックスは山積しているという。「東京都政、様々な協議会、審議会がある。有識者、ジャーナリストなどを集め、政策決定に当たっては、ここに道路を引こうとか、文化遺産作ろうとか、審議会をやって報告書を基に決めていくわけだが、この審議会の7割以上が公開されていないという事実が、ようやく新聞に載った。都は公開していると言っているが、会議がある時間と場所は知らされていない。どうやって都民が傍聴に行くのか、どうやってマスコミが取材に来るのか。非公開の場所で政策の意思決定を行うことが今の都政の最大の問題。」と述べ、都政のブラックボックスを小池氏の都政改革本部で透明化していくことがまずは必要だと強調した。

また音喜多都議は「非公開の審議会等々で、何かが行われていて、その意思決定、何かの政策が何百億円と決まるときに、何が起きているのかという、都政の側にしっかりと光を当てて公開していけば、その裏側である議会において何が起こっているかというのはおのずと知れ渡る。」と述べた。

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最終更新:8/11(木) 11:46

Japan In-depth

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