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明かされた“つか流執筆法”の衝撃と真実――つかこうへいとは、何者だったのか? その1

Book Bang 8/11(木) 8:00配信

『蒲田行進曲』『熱海殺人事件』など傑作を生み出した劇作家・演出家でありながら、虚実入り混じる伝説に彩られた演劇人、つかこうへい。
彼の真の姿を描き出した評伝『つかこうへい正伝 1968-1982』が刊行され、その驚愕の内容に芸能界、小説界を代表する“つかフリーク”の2人が著者のもとに集結。“正史”を検証する鼎談が行われた。議論は白熱沸騰、『波』に発表された5000字の記事に、今回3人による約1万4000字の超弩級加筆を経た、計1万9000字の完全無欠版が公開される!

■幻のたけし×つかこうへい対談

水道橋博士(以下、博士) 『つかこうへい正伝 1968-1982』は、つかさんから大きな影響を受けてきた僕と樋口さんにとって、待ちに待った本でした。ここまで束(つか)の厚い本で出たかーと、“つか”だけに(笑)。衝撃的だったし、しかも今まで信じてきたものが、ことごとく覆されているんですよ!

長谷川康夫(以下、長谷川) 博士と樋口さんは1970~80年初めの「つかブーム」以降の世代ですよね。何でまた、つかファンに?

樋口毅宏(以下、樋口) つかさんの著作から入ったんです。そこによく登場する「お調子者の長谷川」もずっと前から読んで知っていました。

博士 長谷川さん、『つかへい腹黒日記』のメインキャラクターの一人ですもんね。

樋口 今日は感激です!あの長谷川さんにお会いできて……。

長谷川 「あの」ってのが、どういう「あの」なのか、ちょっと引っかかるけど(笑)。

樋口 『腹黒日記』を読んだなら、誰もが思う「あの」です(笑)。……なんて言ってますけど、僕は遅れてきたつか世代なので、周りにつかさんが好きな人がいなかったんです。

博士 樋口さんが僕の家に来たときは驚いてたよね。

樋口 博士の本棚につかこうへいの単行本が並んでいるのを見て「宝の山がある。仲間だ!」と異常に食いつきました。

博士 僕は樋口さんより約10歳年上だけど……。

長谷川 僕がさらに10歳上か。

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最終更新:8/12(金) 15:36

Book Bang

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