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手倉森J終戦… 矢島弾でスウェーデンに1-0勝利もグループ3位で敗退決定

Football ZONE web 8/11(木) 8:55配信

無失点での今大会初勝利も、2位コロンビアが勝利したため及ばず

 手倉森ジャパンは10日(日本時間11日)、リオデジャネイロ五輪グループリーグ最終戦のスウェーデン戦に臨み、矢島慎也の決勝ゴールによって1-0で今大会初白星を手にした。しかし、もう一方のコロンビア対ナイジェリア戦で2位を争っていたコロンビアが2-0で勝利したため、日本はグループB3位となり決勝トーナメント進出を逃した。

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 日本は2-2で引き分けたコロンビア戦から先発メンバー3人を変更。システムは4-4-2で、第2戦で痛恨のオウンゴールを献上した藤春廣輝に代わって亀川諒史が今大会初先発、南野拓実と大島僚太がスタメンに復帰した。右かかとを痛めている2試合連続ゴール中の浅野拓磨も、コロンビア戦(2-2)に続いて興梠慎三と2トップを組んだ。

 自力突破の可能性が消滅している日本は、突破の可能性を高めるために勝利が求められるこの試合。前半6分に遠藤航の浮き球のパスから中島翔哉が最終ラインの裏へタイミング良く抜け出して最初の決定機を得たが、ここはシュートではなくパスを選択し、DFにクリアされた。ゆっくりとしたパス回しからチャンスを窺うスウェーデンに日本はしっかりと前線からプレスをかけて応戦し、主導権を握った。

 同32分、右サイドで室屋成がうまくDFを交わし、中央の南野へつないで中央へ進撃。ラストパスを受けた興梠は左足で強烈なシュートを放ったが、GKが触ってCKに逃れた。

 4-4-2でスタートしたスウェーデンだったが、試合途中から守備陣形を4-5-1に変更して日本の攻撃を迎えた。しかし、守備に人数を割いた影響からカウンター攻撃の迫力を欠き、日本も高さのあるスウェーデンが得意とするセットプレーにもうまく対応。2試合で7失点の守備も、前半は無難なプレーを見せ、スコアレスのままゲームを折り返した。

先制後も押し込み攻勢を仕掛けたが…

 後半開始早々の1分、日本は浅野、興梠、南野、大島とワンタッチでつなぎゴール前へ。大島は左の中島へパスを送ったが、中島からの折り返しはファーサイドに詰めた興梠慎三のもとへはわずかに届かなかった。

 その後もハイプレスから攻勢をかけるが、最後の局面でオフサイドの網にかかるシーンが続くなど、最後の一押しを決めきれない日本。手倉森誠監督は同12分、南野に代えて矢島慎也、同16分に浅野に代えて鈴木武蔵をそれぞれ投入し、攻撃の活性化を図った。

 すると、この采配が的中する。同20分、鈴木とのパス交換から大島僚太がドリブルで左サイドを突破。深い位置からの折り返しを矢島が滑り込みながらのシュートで豪快に押し込んだ。今大会初めて先制に成功した日本は、同22分にも塩谷司のヘディングシュートがクロスバーを直撃するなど、完全に相手を圧倒する展開となった。

 同31分には、CKの流れから植田直通がヘディングシュートでネットを揺らしたが、直前にDFと競り合った鈴木のプレーがファウルの判定となり、ノーゴールとなった。同32分、前後半にそれぞれ1本ずつ左足の強烈なシュートを放っていた興梠に代えて井手口陽介をピッチに送り、日本は交代枠を全て使い切った。

 迫力を欠いたスウェーデンの攻撃を封じた日本は、そのまま1-0で勝利。今大会初めての無失点で初勝利を手にした。勝点を4に伸ばした日本だったが、同時刻の試合で2位を争うコロンビアがナイジェリアを2-0で撃破して勝点を5に伸ばしたため、日本はグループB3位で決勝トーナメント進出は夢と消えた。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/11(木) 8:59

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