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TOKIOを呼べば万事解決!? 『プリキュア』が大人をも癒やす効果再認識【まほプリ(ほぼ)全話レビュー】

おたぽる 8/11(木) 14:00配信

『魔法つかいプリキュア!』(以下『まほプリ』/テレビ朝日系)をオタク目線で毎週追っかけてお伝えする、【まほプリ(ほぼ)全話レビュー】。8月6日放送の第27話「Let'sエンジョイ! 魔法学校の夏休み!」では、魔法界で夏休みを過ごすみらい達の前に、ナゾの敵・ラブーが現れその目的と、なんかラスボスっぽい“あのお方”の正体を明かし、プリキュアとの戦闘を本格的に開始した。

 なお、朝日放送版の公式サイトを眺めていると、ABC放送エリア(関西)では高校野球の中継に伴い次回の28話の放送日程が変更されるとアナウンスが。30代アニメ好きおっさんとしては、もうそんな季節なのかと“速過ぎる時の 瞬きに晒されて”なーんて言ってみたくなってしまう。

 さて、この回は『まほプリ』シリーズ構成の村山功氏が脚本を担当していることもあってか、聞き慣れない新たな設定がガンガン登場した。その中の1つで、春休みはやってなかったという学校食堂が食べ放題ということでテンション高く食べまくるみらいとことは。しかし、その食材のなかに魔法界でよく食べられているという冷凍みかんがないことに気づく。魔法商店街で八百屋を営むトッドによると、晴天続きでみかんの育ちが悪く困っているらしい。“災い”が関係してそうな展開だが、こんな時は農業青年団……もといアイドルグループ・TOKIOを呼べば万事解決するんじゃね? と、思えてきてしまったりする。

 そんなさなか、魔法学校の校長に向かってみらいが「何があっても、どんなことがあっても、私、みんなと一緒にいるって決めたんです!」など、決意を独白し始める。その場所が樹木の前で向い合ってというシチュエーションであることから、『ときメモ』世代としては伝説の樹の前で告白かよとツッコミんでいたところに、ラブーが乱入。周囲に不可侵のバリアを張り、リコとことはを入れなくして分断を図る。

 その際、ラブーは饒舌に話を始め“あのお方”ともったいぶっていたボスの名前はデウスマストで、そいつが地上にやってくる前に、この地上からプリキュアという邪魔者を消すことが目的と明かす。途中、ラブーがデウスマストの説明を始めるのだが、『魔界塔士Sa Ga』(ゲームボーイ版)OP風に書き起こしてみると「てんの かなたより えいごうの かわきとともに このちに おりたつ おわりなき こんとん」だそうで、漢字に直すと、中二病感がハンパなくにじみ出ることこのうえないものだった。

 みらいと合流するためにバリアを抜けようとするリコとことはだったが、どうしても突破することができない。するとことはのポケットから、まるでサイコフレームのようなエメラルドによる緑色の発光が起こり、その力でバリアをすり抜けることに成功、2人はみらいと合流。初の3人同時変身となったが、新たなものではなく今までのバンクカットをつなげたもの。こちらは違和感がなく“溶接職人”の仕事に小気味よさを感じたものの、ラストの3人のフォーメーションは、この前『プリパラ』のガァルマゲドンで見た構図のような……。

 ラブーが召喚したドンヨクバールは「ムホー」と呼ばれるなんかすごい力のせいか、プリキュアたちを圧倒。苦戦を強いられ結構追い詰められたプリキュアに、パワーアップフラグかと思いきやこれまでの技でからくも勝利。その戦いのさなか、ドクロクシーとの戦いで魔力を使いきってしまい無力さに打ちひしがれていた校長が、プリキュアの姿にモチベーションを取り戻す描写もあり、やっぱプリキュアって大人まで癒やす効果もあるんやなーと再認識してしまった。
 (文/ティエリア88)

最終更新:8/11(木) 14:00

おたぽる

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。