ここから本文です

日本株に対して弱気になる必要はない

会社四季報オンライン 8/11(木) 20:06配信

 地球のちょうど反対のブラジル・リオデジャネイロで5日にオリンピックが開幕した。寝不足ぎみの日本人が増えているように感じる。家電量販店では高画質の4Kテレビが売れ、ゼビオホールディングス <8281> 傘下のゼビオなどのスポーツ用品店では公式ウエアの一部が品切れになっているという。それなりの経済効果をもたらしてくれそうだ。

 所属選手の活躍は、当然ながら株価への関心を高めることにもつながる。10日までに獲得した金メダルは3個。水泳の男子400メートル個人メドレーの萩野公介選手は大学生だが、男子柔道73キロ級の大野将平選手は旭化成 <3407> 、男子体操団体では大学生の白井健三選手を除く内村航平選手など4名がコナミホールディングス <9766> 傘下のコナミスポーツクラブにそれぞれ所属している。

 9日の東京市場では2銘柄の株価がいずれも上昇した。もっとも、体操団体の予選はミスの連発で4位と出遅れた。その原因として、面白おかしく、「ポケモンGO」を指摘するメディアもあった。株価の面で体操団体の金メダル獲得が最もポジティブに影響したのは任天堂 <7974> だったのかもしれない。もちろん、冗談だが……。

 一方、リオの熱狂で4年後の「東京」への期待感は再び膨らむはずだが、2年近く前のオリンピック開催決定で大きく買われた建設株の動きは冴えない。

 新国立競技場の建設を受注した大成建設 <1801> の株価は財政出動の規模拡大が伝わった7月27日には929円の高値まで買われたが、8月5日には決算内容が失望されて前日比46円安の820円と急落。週明けの8日も前週末比35円安の785円と大幅続落した。

 小池東京都知事は9日、2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長と初めて会談した。そこでは当初の見込みから膨れ上がった大会の準備・運営費が主題となったようである。都知事はコストの圧縮に取り組む意向のようで、建設業界には頭の痛い問題になるかもしれない。

 環境相時代のクールビズの導入や防衛相時代のハイ・ブリッド戦車の提唱など独特の美意識を持っており、今でも電線の地中化などに前向きとみられる。となると、必ずしも業界にとって悪い話ばかりではないようだが……。

1/3ページ

最終更新:8/16(火) 16:31

会社四季報オンライン

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。