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MIT出身エンジニアが20カ月かけて開発した「ただのペン」

WIRED.jp 8/12(金) 9:24配信

RIINDは、マサチューセッツ工科大学(MIT)工学部の卒業生2人が創設した若いデザインスタジオで、同社の最初の製品はペンだ。
読者諸兄はこう思うだろう。MIT出身のエンジニア2人がペンをデザインしたって?きっと、書いたもののデジタルコピーをBluetooth経由で携帯電話に送ったり、人工知能(AI)を利用した手書きが可能だったりするに違いない、と。

【動画で見る】でも、どこから見てみても、ただのペン

だが、このペン──その名も「The Pen」──は、本当にただのペンなのだ。スタイラスペンでも、eペンシルでもない。アルミ製で、銃弾に似たデザインのインクペンだ。

クラウドファンディングサイト「Kickstarter」のRIINDのページによると、RIINDの創設者たちはThe Pen(95ドル)のアイデアを2014年10月に思いついたという(目標金額1万2500ドルだったキャンペーンは、2016年7月に4万5108ドルを集め成功した)。

エンジニアリングに20カ月を費やして、The Penは登場した。このペンには一通りの機能が備わっているが、なかでも特徴的なのはクリップだ。左右に90度回転し、ポケットの上に縦方向に固定するのではなく、ボタンダウンシャツの内側にぴたりと張り付けることができる。

本体をくるりと回転させることで、ペン先を出したり引っ込めたりすることもできる。インクカートリッジが空になったら、市販されている35種類のインクのどれでも補充可能だ。これはお気に入りのフォントを選ぶようなもので、古きよき味わいがある。

MARGARET RHODES

最終更新:8/12(金) 9:24

WIRED.jp

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