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【五輪サッカー 今日は何の日】8月12日「12年前も撃ち合いの末に悔やまれる黒星発進――2004年アテネ大会」

SOCCER DIGEST Web 8/12(金) 10:29配信

4年前のベスト8以上の成績を狙ったチームが直面した現実…。

 リオデジャネイロ・オリンピック、日本はグループステージ最終戦でスウェーデンを1-0で下したものの、2大会連続での決勝トーナメント進出はならなかった。
 
 初戦で悪コンディションのナイジェリア相手にミスを連発して5失点。4点を挙げたものの、この自滅とも言うべき敗戦が後々まで日本に圧し掛かる結果となってしまった。
 
 今回と同じく、初戦で派手な撃ち合いを演じた末に黒星発進を強いられたのが、2004年のアテネ大会だ。
 
 8月12日に迎えたパラグアイ戦。日本は開始5分で、DFの判断ミスによってヒメネスに先制を許す。22分にオーバーエイジの小野伸二のPKで追い付くも、26分にゴール正面でFKを与え、カルドソのシュートは壁に当たって軌道が変わり、再びリードされた。
 
 さらに37分、競り合いに負けて簡単に右サイドの突破を許した日本は、カルドソの2点目によってリードを広げられ、53分に幸運なPKで小野が再びこれを決めたが、62分にトーレスの強烈なシュートで4点目を失った。
 
 81分、大久保嘉人が見事なシュートで1点差に迫ったものの、日本はこれ以上の反撃はならず、勝点0で最下位に沈んだ(同グループのもうひとつのカード、ガーナ対イタリアは2-2)。
 
 パラグアイは技術、フィジカル、スピードなどあらゆる面で日本を上回っており、前回のシドニー大会(ベスト8)以上の成績を狙った日本にとっては、世界の壁の厚さを改めて感じさせられる結果となった。
 
 一方、その4年後の北京大会では、同じ日になでしこジャパンがノルウェーを5-1の大差で撃破し、グループステージ3位での決勝トーナメント進出を決めている。
 
 ノルウェーといえば、2000年シドニー大会(日本は予選敗退)で金メダルを獲得した強豪であり、96年アトランタ大会で日本は0-4の完敗を喫していた。すでに相手は2勝を挙げて無理をする必要がなかったとはいえ、このスコアは日本の成長を世界に感じさせるものとなった。
 
◎8月12日に行なわれた五輪サッカーの試合
◇2004年アテネ大会・男子
グループステージ
パラグアイ 4-3 日本
得点:パ=ヒメネス(5分)、カルドソ(26分・37分)、トーレス(62分) 日=小野(22分・53分)、大久保(81分)
ガーナ 2-2 イタリア
得点:ガ=パッポエ(36分)、アッピアー(45+1分) イ=ピンツィ(49分)、ジラルディーノ(83分)
コスタリカ 0-0 モロッコ
イラク 4-2 ポルトガル
得点:コ=E・モハメド(16分)、H・モハメド(29分)、Y・マフムード(56分)、サデル(90+3分) ポ=オウンゴール(13分)、ボジングワ(45分)
 
◇2008年北京大会・女子
グループステージ
中国 2-0 アルゼンチン
得点:オウンゴール(52分)、古雅沙(90分)
スウェーデン 2-1 カナダ
得点:ス=シェリン(19分・51分) カ=タンクレディ(63分)
ドイツ 1-0 北朝鮮
得点:ミータック(86分)
ブラジル 3-1 ナイジェリア
得点:ブ=クリスチアーニ(34分・35分・45+3分) ナ=ヌクウォチャ(19分)
日本 5-1 ノルウェー
得点:日=近賀(31分)、オウンゴール(51分)、大野(52分)、澤(71分)、原(83分) ノ=クヌーセン(27分)
アメリカ 4-0 ニュージーランド
得点:オライリー(1分)、ロドリゲス(43分)、ターブリー(56分)、ハークルス(60分)

最終更新:8/12(金) 10:30

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北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。