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スランプを抜けて、Crossfaithが立つ新境地とは

ローリングストーン日本版 8/12(金) 17:10配信

Crossfaithのひとつの完成形となったアルバム『XENO』を経て、満を持してリリースしたシングル『New Age Warriors』。リリース前のオフ、そして制作開始時のスランプから、表現者としての〝賞味期限〟の問題について語ってくれた前編に続き、後編では引き続き"賞味期限"の話、バンドにとって『New Age Warriors』が持つ意味、そして彼らの今の状況に迫った。

【前編】Crossfaithが語った表現者としての"賞味期限"問題

~前編はこちら~

―『New Age Warriors』では、本当に一皮むけて更に強力になった感じがします。メンバーもCrossfathというバンドも。

Koie:『XENO』が完成して、みんなが満足するものができたなって感じがあって。そんな『XENO』を作れたからこそ、俺的には、ようやくスタート地点に立てた感覚なんですよ。ヴォーカリストとしても、最初はシャウトだけやったけど、クリーンヴォーカルを入れていって。そこに対するファンの反応もやっぱ気になったけど、もう今はだいぶ吹っ切れた。今まで、自分たちのCrossfaithっていうイメージがあって、もちろんそのイメージも大事やと思うんですけ ど、そこに縛られ過ぎる必要はないなって。だから別に俺が曲を作ってもいいやんって今は思ってるし。音楽的ジャンルも、メタルとかハードコアが好きやから そういう曲も入れるし、逆に今のCrossfaithやったら何をしてもいいんちゃうかなって俺は思ってて。『XENO』を作り終えたからこそ、可能性の幅がすごく広がったと感じてるんです。だから、クリエイターとしても、アーティストとしても、ほんまにスタート地点に立てたところなです。新しい曲 を作るのもすごい楽しいし。いろんなことに挑戦していけるというか、音楽でもう一回遊ぶ感覚で作っていけるんちゃうかなって俺個人は思ってますね。

Kazuki:今、バンドもそういう感じだよね

Koie:『XENO』で一回完結したから、今はもうなんでもいいじゃんって思います。『New Age Warriors』(≒新時代の戦士たち)っていうタイトルも付けたし。

Kazuki:『XENO』を作っていた時は、バンドの状態としてはけっこうヘヴィだったんですよ。それでも、火事場のクソ力じゃないけど、結果できたものに対してみんなが納得できた。いちばん底辺の状態でも、みんなが納得できる、いちばんいい作品を作れたっていうのは、ある意味自信に繋がった部分もあるし。

Koie:だから、今からスタートやねんな。

Kazuki:バンドのなかの状態は、やっぱり当事者たちがいちばんわかってるから。あの時に比べると、今は視野が広くなった感覚があるんです。だから、今後も楽しみやし、めちゃウキウキしてる感じはありますね。ライヴに関してもそうやし、バンド活動そのものがちょっと変わってきた感じに僕は思ってますね。

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最終更新:8/12(金) 17:10

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