ここから本文です

バーチャル・リアリティ(VR)を使った性教育は、ポルノ業界にどのような変革をもたらすか?

ローリングストーン日本版 8/12(金) 18:30配信

バーチャル・リアリティ(VR)の技術を駆使した、ヒューマン・セクシュアリティの専門家たちによる次世代の性体験『バーチャル・セクソロジー』の開発背景に迫る。

【写真あり】バーチャル・リアリティ(VR)を使った性教育は、ポルノ業界にどのような変革をもたらすか?

何十年もの間、ポルノは現実的ではない性的な期待を作り上げるものとして非難され続け、また一部のポルノ中毒者にとっては、現実世界での健全な性的関係を築く能力に影響を及ぼしてきた。現在、あるアダルト・エンターテイメント企業が、人々に自分自身とパートナー両方にとって良いセックスを教えるために、バーチャル・リアリティ(VR・仮想現実)と、そこに登場する最も人気の高いポルノ女優の一人を活用しているという。

2015年に開催された第32回AVN(アダルト・ビデオ・ニュース)賞のファン投票でCutest Newcomer賞を獲得した俳優、オーガスト・エイムズが出演している、180度の動画体験を提供するバーチャル・セクソロジーは、手持ちのスマートフォンと組み合わせて使うグーグル・カードボードやサムスンのギアVRから、HTCのヴァイヴ、オキュラス・リフトといったハイエンド機まで、あらゆるヘッド・マウント・ディスプレイで視聴することができる。このサービスは、世界中で実践される方法論を用いて、本物のセックス・セラピストの助けを借りて設計された。エイムズは寝室でユーザーと一緒に立ち、より楽しいセックスに焦点を当てるための呼吸法や、勃起状態を継続させたり早漏を防ぐために行う「ケーゲル・エクササイズ」を含む、一連の短い実践的なデモンストレーションを紹介する。

バーチャル・セクソロジーは、実在したヒューマン・セクシュアリティの専門家であり、現在米テレビ局Showtimeで放送中のドラマ・シリーズ『マスターズ・オブ・セックス』でも登場するウイリアム・H・マスターズとバージニア・E・ジョンソンの研究をベースとしている。彼らはベストセラーとなった著書『Human Sexual Response』を通して、女性が複数回のオーガズムを迎えるための能力などの考え方を紹介することで、ヒューマン・セクシュアリティの分野に変化を与えた。また経験をより現実的なものにするために、バーチャル・セクソロジーには、同期化や現実世界での性体験、そしてバーチャル・セックス・グッズを販売するキールーの好意により、エイムズがスクリーン上で行っている通りに彼女の動きを模倣するオニキスの遠隔バーチャル・セックス・グッズが付いている。

1/5ページ

最終更新:8/12(金) 18:30

ローリングストーン日本版

記事提供社からのご案内(外部サイト)

RollingStone 2016年10月号

株式会社パワートゥザピープル

2016年10月号
9月10日発売

710円(税込)

表紙:トム・ヨーク
特集:IMAGE
ロック&ファッション&アート
高橋盾(UNDERCOVER)
ヒステリックグラマー 他

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。