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クォーターラバー:31歳独身・焦って付き合ったのは少し妥協した彼氏。どこまでの妥協が許容範囲?

東京カレンダー 8/12(金) 5:20配信

「3」という数字によって、恋人や夫婦は関係性が動くと言われている。

美人は3日で飽きる、3年目の倦怠期などの言葉が表すように、3には男女の心境を大きく変化させる意味があるのだ。またそれは3ヶ月である“四半期(クォーター)”にも当てはまり、この時期にはなにかが起こり始める。

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今回の主人公、祥子30歳・独身は、地元の福岡から東京に出てきて早8年。中堅広告会社で働きながら東京生活を日々生きている。

ここ最近の彼女は、いつもクォーターで恋を終わらせてしまい、少々アクティブな一面を持っているようだ。そんな出会いの数だけ別れがある東京で、クォーターラブを繰り返しながら、運命の人を探す祥子の恋愛を追いかけていく。

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焦る31歳。好きに“なれそうな”相手を探す

「ねーどうしよう。31歳になったのに、旦那はもちろんのこと、私、彼氏もいないんだけど 。」

女友達の愛から「大丈夫だよ、そのうちできるよ。」と適当な慰めを貰いながら、このまま一人だったらどうしようかと真剣に考える。30歳を過ぎると様々なことが現実味を帯び出し、たまに老後の生活費なども心配になることがある。

一生家賃を払い続け、結婚もできずに老後は一人老人ホームへ...想像しただけでゾッとする。今後も一人なんて絶対に嫌だ。何としても今年中に結婚したい。

「 あと3ヶ月以内に彼氏を作って年内に婚約する!」

そんな虚しい会話がここ最近ずっと続いている。

31歳にもなると、夢と現実の差が段々と見えてくる。相手に対して多少の妥協が必要なことも分かっているし、完璧を求めていては永遠に結婚できないことも理解済みだ。記念日に薔薇の花100本を送って欲しいなど決して言わない。けれども、一緒にいてくれる誰かがいて欲しい。

誰かいないかと、LINEやFacebookで友達になっている男性陣を色々と並べ候補を探してみるが、気がつけば半数以上は結婚済み。知り合いはたくさんいるはずなのに、意外に結婚相手候補はいないものだ。

そんな時、琢磨の所で指が止まった。そう言えば、3つ年下の琢磨から飲みに行きませんか、と誘われていたことをふと思い出した。クマみたいに可愛い顔をしている琢磨の顔が浮かぶ。年下だし全くタイプではなかったので完全にノーマークだったが、とりあえず1杯飲みに行ってみようと決めた。

「灯台下暗し。」そう祥子は自分に言い聞かせた。

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最終更新:8/12(金) 5:20

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