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「初めての開幕戦」に出たザンクトパウリ宮市亮、ケガ対策は万全か

webスポルティーバ 8/13(土) 7:10配信

 宮市亮のブンデス2年目が始まった。昨季は開幕直前に左ひざの靱帯を断裂し、シーズンのほとんどを棒に振ることになってしまい、今季がザンクトパウリで本格的に戦う初めてのシーズンとなる。

【写真】この夏、2部シュツットガルトに移籍した細貝萌

 昨季の終盤にケガからの復帰を果たした宮市は、初先発を飾った最終節で2ゴール1アシストと爆発し、ドイツ2部の舞台で十分に戦えるポテンシャルを持っていることを証明してみせた。しかし、復帰後も痛みが再発するなどコンディションがなかなか戻らず、チームの順位がほぼ確定していたこともあり、本人も「次のシーズンに向けて」という位置付けでのプレーだった。

 そして満を持して臨んだ今季のプレシーズン。新たな戦いに向けて順調に準備を進めてきたが、開幕2週間前に行なわれた練習試合で内転筋を痛め、開幕前の最後の練習試合ではメンバーから外れることになってしまった。練習には戻っていたが、これまでもたび重なるけがに苦しめられてきたことを考えれば、宮市が開幕戦でピッチに立つ保証はどこにもなかった。

 迎えたシュツットガルトとの開幕戦。宮市はメンバー入りを果たし、67分に途中出場でピッチに入った。ポジションは本職ではない1トップ。疲れの見えていたFWの選手との交代で、「サイドのスペースに走り込んで相手をかき回せれば……」というのがエワルト・リーネン監督の意図だった。

 だが劣勢のチームは自陣に押し込まれ、宮市がボールに触る機会はあまり訪れなかった。ザンクトパウリは前半に先制点を奪い1点リードで試合を折り返したが、後半に2点を失い、逆転負けを喫した。

「なんとか引き分けで終わりたかったですね。まあ前半は結構いい形でチームも戦えていたと思うんですけど、僕が交代でピッチに入った時間帯は本当に攻められっぱなしというか、チームも間延びしていて、なかなか難しかったです」

 チームは敗れ、個人としても目立った活躍をみせることはできなかったが、宮市にとって開幕戦のピッチに立つことができた意味は決して小さくはない。23歳になった宮市だが、開幕戦のピッチに立つのは今回が初めてのことだったのだ。

「チームの一員として開幕を迎えるのは僕自身にとって初めてでした。プロになってからはいつもレンタル移籍で、開幕して何試合かしてから新チームに参加して、という感じだったので。このチームにすごく溶け込めている感じがしますし、2年目のアドバンテージというのはあると思います」

 高校卒業後にイングランドの名門アーセナルへ入団した宮市は、なかなかトップチームで出場機会を得ることができず、シーズンが開幕してからレンタル移籍先のクラブへ加わるという生活を繰り返してきた。

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最終更新:8/13(土) 7:10

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