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英代表MFデレ・アリがユニホームの名前を変更 決断の背景にある悲しい過去とは

Football ZONE web 8/13(土) 10:44配信

PFA最優秀若手選手賞に輝いた20歳の逸材が明かした衝撃の理由

 トットナムに所属するイングランド代表MFデレ・アリが、新シーズンはユニホームに刻まれる名前をファミリーネームの「アリ(Ali)」から、ファーストネームの「デレ(Dele)」に変更することになった。その背景には、家族に置き去りにされ、義父母に育てられた過去が影響しているようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

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 デレ・アリは2015年2月にトットナムに加入。昨季はリーグ戦10得点を挙げるなど、レスターと優勝争いを繰り広げたチームの中心選手に君臨している。20歳とは思えぬ落ち着き払ったプレーと圧倒的なテクニックを武器に、すでにイングランド代表でもレギュラー格の選手となっており、昨季はPFA年間ベストイレブンと最優秀若手選手賞を受賞した。

 そんなアリが、今季から試合で着用するユニホームの名前を「デレ」に変更することが決まった。珍しいケースだが、これにはアリの過去が影響しているという。「僕自身のことを表すシャツの名前を変えたいと思っていた。アリという名字には、なんの関係もないと感じていたんだ」とその衝撃の理由を明かしている。

 アリの母親であるデニスさんはアルコール依存症に悩まされ、子育てができる状態ではなく、アリは13歳の時にアラン・ヒックフォード、サリー・ヒックフォードという夫婦の元に引き取られたという。アリは養父母の下で育てられ、プロサッカー選手、そして一国の代表にまで上り詰めた。

実母デニスさんも事実を認める

 母デニスさんは、英地元紙「ザ・サン」のインタビューで、この事実を認めた。当時を振り返り「私の決断でデレを他の家族に引き渡すことにした。彼がプロのフットボール選手になるという夢を叶えるための唯一の方法だと分かっていたわ」と理由を明かしている。今では息子の活躍をテレビなどで目にするたびに、喜びを爆発させているという。

 イングランドで最も期待される若手の逸材は心機一転、開幕を迎える新シーズンでさらなる飛躍を遂げることができるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/13(土) 10:44

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