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子どもにさせたい習い事「プログラミング」が急上昇

@DIME 8/13(土) 14:10配信

e-ラーニングに関するサービスの様々なコンテンツを提供するイー・ラーニング研究所は、世代とともに変化する習い事を調査するため、子どもを持つ親を対象に「子どもの習い事・必要なスキルに関するアンケート」を実施した。

同社は5月より、社会で活躍するための「プレゼンテーション」「ロジカルシンキング」などの基礎能力を身につけることができる「子ども未来キャリア塾」と、6月より小学生向けのプログラミングスクールの2校を本開校した。昨今、英語やプログラミングなど、市場のニーズに沿ったスキルを子どもに身につけて欲しいと思う親が多くなっている。

そこで同社では、20~50代の子どものいる親486人を対象に、子どもの習い事や必要なスキルに関するアンケートを実施。その結果、親世代が思う子どもの頃に学んでおけばよかったスキル、習い事などの実態が見えるものになった。

■習い事の文化は当たり前!?8割以上が子どもに習い事をさせている

「習い事をさせていますか?(させていましたか)」(SA)という問いでは、「Yes」が85%、「No」が15%という結果になった。習い事は学習塾やピアノ、水泳などのほか、最近では英会話スクールやプログラミング教室など市場のニーズに合わせたものも増えてきている。種類は様々だが、習い事をしている子どもたちが当たり前になっており、習い事市場も拡大傾向にあると考えられる。

■させている習い事第1位は「スポーツ系」、させたかった習い事にはプログラミング教室が急浮上

「何の習い事をさせていますか?(させていましたか)」という問いでは、第1位が「スポーツ系」(219)、第2位が「学習塾」(201)、第3位が「音楽系」(172)という結果になった。また、「何の習い事をさせたいですか?(させたかったですか)」という問いでは、第1位が「英会話スクール」(192)、第2位が「プログラミング教室」(109)、第3位が「そろばん教室」(103)という結果になった。

させている(させていた)習い事ではプログラミング教室が最下位だったにもかかわらず、させたい(させたかった)習い事では第2位まで上昇した結果となった。2020年から小学校でのプログラミング教育が必修化される動きから、プログラミングスクールの母数自体も増加しており、今後さらに需要が出る習い事と考えられる。

■習い事をさせている理由は「本人の希望」よりも「将来の為」

「なぜその何の習い事をさせていますか?(させていましたか)」という問いでは、第1位が「将来の為」(246)、第2位が「本人の希望」(201)、第3位が「受験の為」(73)という結果になった。子どもの「将来の為」に習い事をさせている親が、「本人の希望」よりも多いことがわかった。将来必要となるスキルを身につけさせたいという思いが、習い事をする動機付けになっていることがうかがえる。

■子どもに必要な能力は「コミュニケーション能力」が第1位
「子どもに必要だと思う能力は何だと思いますか?」という問いでは、第1位が「コミュニケーション力」(313)、第2位が「社会人性」(286)、第3位が「表現力」(276)という結果になった。トップ3の「コミュニケーション力」「社会人性」「表現力」は学校だけではなく、社会人になっても共通して必要なスキルとなることから上位に選ばれたと考えられる。

また、現代はSNSが普及しており、これまで以上に「コミュニケーション力」に長けることが必要とされる時代となっている。そのような時代背景からも、自分を表現する力や相手との距離感をきちんと把握する「コミュニケーション力」が必要と考えている親が多いのかもしれない。

■好きな教科も嫌いな教科も「数学(算数)」がトップ

「好きな教科は何ですか?(何でしたか)」という問いでは、第1位が「数学(算数)」(171)、第2位が「国語」(155)、第3位が「英語」(123)という結果になった。また、「嫌いな教科は何ですか?(何でしたか)」という問いでは、第1位が「数学(算数)」(151)、第2位が「英語」(96)、第3位が「国語」(85)という結果になった。

好きな教科も嫌いな教科も「数学(算数)」がトップ。答えが1つに決まる数学の面白さに魅了される反面、段々と数式などについていけなくなり避けるようになってしまう人が同数程度いる結果となった。また、好きな教科と嫌いな教科の上位である国語と英語についても、暗記だけではなく考えることが必要になってくることが、明確に好き嫌いが分かれてしまう要因かもしれない。

■将来の夢が叶っている大人はわずか22%、人気の職業は「教師」が第1位

「子どもの頃なりたかった将来の夢はありましたか?」という問いでは、「Yes」が73%、「No」が27%という結果になった。また「その夢は現在叶っていますか?」という問いでは、「Yes」が22%、「No」が78%という結果になった。子どもの頃なりたかった将来の夢の職種としては、「教師」「保育士」「タレント・歌手・モデル」がトップ3となった。

一番子どもの頃に身近に接することが多い職業が上位にランクインしたほか、「スポーツ選手」や「CA(キャビンアテンダント)」、「医師・看護師」や 「美容師」などの資格を有する職業が上位にランクインした。子どもの頃とは視点も考え方も異なるため、大人になって夢が叶っている人は2割程度に留まる結果となった。

■大人になって学んでおけば良かったと思う能力トップは「お金の稼ぎ方」

「子どもの頃に学んでおけばよかったことをすべてお選びください」という問いに対して、回答の上位3項目は「お金の稼ぎ方」(402)、「コミュニケーション力」(312)、「プレゼン能力」(299)となった。特に「お金の稼ぎ方」については9割以上の人が回答しており、子どもの頃一番学んでこなかった「お金の稼ぎ方」を大人になって痛感している様子がうかがえる。ま

た、「コミュニケーション力」「プレゼン能力」と社会人になってから多くの場面で必要とされるスキルが上位に挙がっていることから、実体験からの回答となっていると考えられる。

昔と違い、子どもの習い事は当たり前になり、習わせるものも時代とともに変化している。何を習わせるにしても、親は子どもに対し、大人になっても役立つことを習わせたいもの。何か習い事をさせさいときは、どういう大人になってほしいか、といったことをまず明確にしなければならないのかもしれない。

【調査概要】
調査方法:紙回答
調査地域:全国
調査期間:2016年5月21日(土)
調査対象:20代~50代の子どものいる親 男女 計486人

@DIME編集部

最終更新:8/13(土) 14:10

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