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レスターがハルとの開幕戦に1-2で敗北! 史上初のプレミア王者“黒星発進”の失態犯す

Football ZONE web 8/13(土) 22:43配信

先発落ちの岡崎は後半23分から途中出場も奮闘実らず

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは13日にプレミアリーグ開幕戦の敵地ハル・シティ戦に臨み、1-2で敗れた。前年王者がプレミアリーグ開幕戦に敗れたのはリーグ史上初の事態で、不名誉な記録を打ち立てる最悪のスタートとなった。岡崎は後半23分から途中出場したが、無得点み終わった。

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 レスターはクラブ史上最高額の1600万ポンド(約21億円)で獲得したナイジェリア代表FWムサを先発起用。FWヴァーディと2トップを組んだほか、スタメン11人中9人が昨季の優勝メンバーとなった。ハルはスティーブ・ブルース前監督が7月末に辞任し、アシスタントコーチのマイク・フィーラン氏が暫定監督として指揮を執った。ここまで選手補強はゼロで、負傷者も続出しており、2部降格候補となる混乱の中での開幕となった。

 両者にとって最初の決定機は前半19分。レスターのムサが左サイドを突破して中央へ折り返したが、待っていたヴァーディは豪快な空振りでチャンスをフイにした。同43分にもムサのクロスをヴァーディがゴール正面で合わせたが、シュートは枠を捉えられなかった。

 決定力を欠くレスターを尻目にハルが先制に成功する。前半アディショナルタイムの2分、左CKからGKシュマイケルが弾いたこぼれ球をFWエルナンデスとFWディオマンテが2人揃ってオーバーヘッドキックで合わせると、シュートはクロスバーを叩いてネットを揺らした。今季プレミア第1号ゴールは、衝撃の“ツインシュート”によって生まれた。プレミアリーグ公式記録によれば、エルナンデスのアシスト、ディオマンテの得点となった。

攻守に安定感を欠き降格危機のハルに不覚

 1点ビハインドで後半を迎えたレスターは、後半開始わずか30秒ほどでMFグレイがPKを獲得。これをマフレズがゴール中央に蹴り込み、すぐさま同点に追いついた。

 しかし、攻守両面で昨季ほどの勢いも安定感もないレスターは同12分に再び失点を喫する。ゴール正面からMFスノッドグラスに強烈なミドルシュートを決められ、再びハルにリードを許した。

 レスターのラニエリ監督は同23分、MFグレイに代えて岡崎を投入。ムサをサイドに配置し、岡崎を2トップの一角に据えた。同時にMFキングに代えてDFアマーティーも起用。中央で巧みにボールを引き出す岡崎の献身的なプレーはチームにリズムをもたらした。

 レスターはさらにDFシンプソンを下げてFWウジョアも投入するパワープレーを仕掛けた。それでも、必死の守備を見せるハルから2点目を決めることはできず、1-2のまま試合終了のホイッスルを聞いた。昨季開幕前の優勝オッズ5001倍という超大穴として優勝を果たしたレスターのおとぎ話は、終わってしまったのか。王者黒星スタートという、プレミアリーグの歴史に残る不名誉な船出となってしまった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/13(土) 22:43

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