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ジミ・ヘンドリックスが率いた、バンド・オブ・ジプシーズの初ライブ音源が公開

ローリングストーン日本版 8/13(土) 15:00配信

ショーのオープニングを飾った『パワー・オブ・ソウル』は、今秋発売予定の『マシン・ガン:ザ・フィルモア・イースト・ファースト・ショウ 12/31/69』に収録される。

【視聴あり】ジミ・ヘンドリックスが率いた、バンド・オブ・ジプシーズの初ライブ音源が公開

ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの解散、そしてウッドストックでの伝説的なパフォーマンス等、1969年はヘンドリックスにとって激動の1年だった。そして同年の大晦日には、ニューヨークのフィルモア・イーストにて、バンド・オブ・ジプシーズとして初のライブを行った。その翌日に開催された2公演の一部はライブアルバム『バンド・オブ・ジプシーズ』に収録されているが、大晦日に行われた2度の公演時の音源はこれまで未発表となっていた。ベーシストのビリー・コックスとドラマーのバディ・マイルスと組んだ同バンドは短命に終わったが、その初ライブの音源を収録した『マシン・ガン:ザ・フィルモア・イースト・ファースト・ショウ 12/31/69』が、9月30日に発表されることになった。

その発売に先がけ、ショーのオープニングを飾った『パワー・オブ・ソウル』が公開された。同曲はヘンドリックスによるブルージーなギターで幕を開け、強力なリズム・セクションと共にスムーズなグルーヴを生み出していく。ヘンドリックスのトレードマークであるテクニカルなギターと表情豊かなソロ、ポエトリー・リーディングを思わせる歌、そして「魂の力はあらゆることを可能にする」というバンドメンバーとのコーラスを特徴とする同曲は、ライブからわずか1カ月後に解散してしまうバンドが秘めていた大きな可能性を示している。

「既発の曲は演奏しないと決めていたんだ」コックスは同コンサートについてそう語っている。「あのメンバーで何か新しいことに挑戦したかった。そういうポジティブでクリエイティブなムードが、バンド・オブ・ジプシーズの音楽を形作っていったんだ」

ヘンドリックスの主な作品にエンジニア兼プロデューサーとして携わったエディ・クレイマーが、本作のミキシングを担当した。8トラックのマスターテープから起こされた『マシン・ガン』はCD、2枚組レコード、SACD、そしてデジタル配信というフォーマットでリリースされる。

Translation by Masaaki Yoshida

Kory Grow

最終更新:8/13(土) 15:00

ローリングストーン日本版

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