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ナイキ、「ものすごく軽くてありえないほど高い」サングラス

WIRED.jp 8/14(日) 14:00配信

一流のランナーでも、付け心地の悪いサングラス、といった些細なことで、「可能な限り速く走る」という目の前にある課題に集中できなくなることがある。サングラスを使わなければ、まぶしさのために目を細めることになり、それによって肩が凝り、エネルギーを消耗する。一方で、サングラスをかけるには、快適さや重さ、空気抵抗などを考慮する必要がある。
ナイキは2016年のオリンピックのために、VSP Global社のデザイナーやカール・ツァイスの光学専門家たちと協力して、通常のものとは機能も外観も異なるサングラスをつくり上げた。

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▼「かける」のではなく、「包み込む」

「Wing」と名付けられたサングラスシリーズの注目すべき点は、「何がなくなったか」にある。

サングラスの部品の定番である蝶番やテンプル(つる)、モダン(テンプルの先に付いているプラスティックの耳当て)がなくなったのだ。あるのは、「新スタートレック」のジョーディ・ラ=フォージ少佐が着けているヴァイザーのような、テンプル部分まで伸びる1枚のレンズだ。

一体化されたレンズがシリコンゴム製のストラップにつながっていて、頭を一周してフィットする。重さはわずか26g。顔にかける、というよりは頭を包み込んでくれるサングラスが誕生した。

この「包み込む」ということが重要なのだ。Wingシリーズでは、頭を取り巻く複数の接触点により、ブリッジの重さが鼻にかかったり、耳の後ろに圧力を感じたりすることがない。シリコンゴム製ストラップは、物理的だけでなく精神的にも安心感を与えてくれる。

「このストラップを頭に着けることによって、何があってもサングラスが顔から落ちることはないと確信できます」と、VSP Global社でイノヴェイションリーダーを務めるレスリー・ミュラーは言う。この安心感により、アスリートたちはリラックスできる。装着しているもののわずかな動きを気にする必要がなくなり、それによって消耗しかねないエネルギーを存分に使うことができるのだ。

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最終更新:8/14(日) 14:00

WIRED.jp

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