ここから本文です

【サードウェーブ女子の夢と現実】神戸出身の働き女子は関西で出会った関東出身の彼を振り、東京で出会った関西出身の彼を選んだ

Suits-woman.jp 8/14(日) 17:01配信

地方出身の女性が東京に上京するタイミングは、実は3回あります。

第1の波:「ファーストウェーブ」地方の高校を卒業し、東京への進学。

第2の波:「セカンドウェーブ」地方の学校を卒業し、東京への就職。

この2つの波はよく知られていますが、第3の波が存在していることは、あまり知られていません。

第3の波:「サードウェーブ」それは、30歳前後で地方での人生に見切りをつけ、東京に新たな人生を求めて上京する独身女性達の潮流。

この波に乗り、30歳前後で地方から東京へ上京してきた独身女性達を『Suits WOMAN』では 「サードウェーブ女子」 と名付けました。地方在住アラサー独身女性はなぜ東京を目指したのか? その「動機」と「東京での今」に迫りたいと思います。

☆☆☆

今回お話を伺ったサードウェーブ女子、橋本文乃さん(仮名・35歳)は兵庫県神戸市出身。色白の肌でスレンダー、常にパソコンが入った大きなカバンを持ちながらきびきびと歩く。一見おとなしそうに見えがちですが、はっきりと物怖じせずにズバズバと発言するところは勝気な関西の女性といった印象を持ちます。彼女は現在フリーランスで編集、ライター業をしています。

――「東京」ってどんなところだと思っていましたか?

「敵地ですね。私だけの偏見かもしれませんが、関西人はとにかく関東にすごいライバル心があるんです。とにかくサラっとしたスマートさが好きじゃない。柔らかくなよっとした言葉遣いも好きになれない。関西で生まれ育った自分が東京に行くなんて思いもしていませんでした。だって私は神戸出身ですが、電車でいける距離に大阪があり、京都がある。関西でそろわないものなんてないと思っていたし、地方特有の不自由さも感じたことなんてありません。自分はずっと関西で生きていくと思っていました。なので、東京のことはすごい意識してライバル心だけは持っていたけど、リアルじゃない遠いところという感じですかね」

文乃さんは兵庫県神戸市生まれ。自営業の父親、会計事務所に勤める母親、国立大学を出た研究職のエリートの兄がいる4人家族で、最寄駅の裏が海岸という海の近くでのびのびと育ちました。

「仕事が好きな両親だったので、小さい頃からずっとカギっ子でした。兄がいるんですが、5歳上で、自分が小学生高学年の時には高校生で帰りも遅かったので、夜になるまでずっと一人でした。でもちっとも寂しくなかったんです。何をしても怒られない自由な時間がとにかく楽しかった。両親は休みの日にはたまに遊んでくれましたが、とにかく仕事人間で放任主義。学校の成績は上の下くらいだったのですが、成績を見せたことはありませんでした。自分が行く高校も大学も自分で決めて、それを報告するという感じでした。反対されたこともないですね。まぁ親と仲は良かったので、寂しかったという記憶は残っていませんね」

大学卒業後は就職活動に苦労することなく、東京に本社がある大阪の出版社に入社したそうです。

「配属されたのは、編集部で本当に寝る間もなく働いていました。出版社といったら花形の勤め先のイメージを持つ方が多いですが、1日に50件以上の取材のアポ取りの電話や1日その取材先にFAXを送り続けたり、間違いがないかひたすら事実確認、誤字脱字をしたりと、実際は地味な仕事がメインでした。でも、とても楽しかったんです。時間に追われている自分はまさにキャリアウーマンと酔っていましたね。とにかく評価されることが快感で、もっと頑張ろうもっと頑張ろうと日々努力していました」

1/2ページ

最終更新:8/14(日) 17:01

Suits-woman.jp

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Suits WOMAN

小学館

2016年 秋号
10月5日発売

590円(税込)

働く30代のためのリアルライフマガジン。
マネー、美容、健康、デジタルなど
きちんと地に足の着いた“堅実女子”の
不安や悩みにきめ細かくお応えします。