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体操日本代表・白井健三の強さの秘密とは? 両親が教える“白井流”子育て法

ダ・ヴィンチニュース 8/14(日) 9:00配信

 「リオデジャネイロ五輪体操・男子団体総合決勝」で、悲願の金メダルを獲得した日本体操男子。最年少の白井健三も、ゆかで16.133、跳馬で15.633と、それぞれチーム最高得点をマークし、大きく貢献した。

 大きな舞台でも、まったく臆すことなく挑戦する白井の精神面の強さの秘密とは? まだまだ成長し続ける“ひねり王子”快進撃の原点が、『ほめて伸ばす「白井流」で子どもの才能を見出す』で明らかにされている。

■まっすぐな愛をもって子どもを信じる
「私たちの子育てはそんなに特別なものではない」と語る、全日本ジュニア体操クラブ連盟専門委員会委員であり、白井の父親である勝晃さん。彼を育てるために、特別にやっていることは無いそう。ご両親は、ただ子どもを信じて愛することを大切にしているだけのようだ。しかし、そんなまっすぐな愛が、同じようにまっすぐと子どもの中に入っていく。同書では、この子育てスタンスを、白井家の家訓なども交えながら紹介している。

■最後に守ってあげられるのは母親
「私は、子どもと母親は魂の部分でつながっていると思っています。だから、もし子どもに何かあったら『絶対、最後は私が守る』と思っています」と、力強い言葉をかける母の徳美さん。味方がほとんどいないアウェーの中で、「母親がついている」「近くで応援してくれている」と実感できるよう、側に寄り添ってサポートしてきた。「自分より子どもの命のほうがはるかに大事だから、わが子のためなら大喜びで命を投げ出します」と言えるほどの、母親の強さが感じられる。

■子どもの成績に一喜一憂しない
2013年の世界選手権で、白井はゆかで金をとり、跳馬で4位になった。その祝賀会で司会者が「ゆかの金メダルおめでとうございます。跳馬はもう少しでメダルに届くところだったのに、惜しかったですね」と言ったとき、白井は「跳馬は練習通りのことが試合で完璧にできた。ゆかは不満の残る内容だった。結果的にゆかは金だけれど、あの内容の跳馬をできたことは僕はうれしい」「自分が納得できる演技をすることが大事だということを、17歳の僕が気づけたこと何よりの収穫だった」と答えたそうだ。わずか17歳にして、物事の心理を見抜いているこの言葉は聞いただけで、鳥肌が立つ。

 しかし、こんな風に語れるのも、二人が、目に見えるメダルの色や数で一喜一憂するのではなく、彼らの競技の中身に重点的に目を向け、真面目にやってきたこと、誠実にやってきたことを正当に評価してきた過程があってこそだった。

 ほかにも、白井流の子どもの育て方が満載。しかし、どの方法も特別になにかやっているわけではく、ごく普通の、けれども愛情がこもったものばかり。子育ての1つの方法として、参考にしてみてはいかがだろうか。

※掲載内容は変更になる場合があります。

最終更新:8/14(日) 9:00

ダ・ヴィンチニュース

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