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春夏連覇無敗の藤浪晋太郎と、2試合のみの大谷翔平。甲子園では明暗分かれる成績

ベースボールチャンネル 8/15(月) 17:00配信

打者としてすでに非凡なセンスを発揮していた大谷翔平

 大谷翔平は、2010年春に花巻東へ入学。前年、菊池雄星(現西武)を擁して夏の甲子園で準優勝した花巻東にとって、期待のかかる1年生だった。

 2年生の夏には岩手県大会で盛岡三を下して甲子園に出場。大谷は2年生ながらエース番号をつけていた(故障の影響でほとんど登板できなかった)。この当時から打者としても注目されており、主に外野を守って中軸を打っていた。

 以下、2人の甲子園の成績を振り返ってみよう。大谷翔平は打撃成績も明記した。

2011年夏の甲子園
1回戦 ●花巻東7-8帝京○

・大谷翔平
打者 3番 右翼→投手 3打数 1安打 2打点
投手 救援 5.2回 6被安打 3奪三振 5与四死球 3失点(自責点1)

 大谷は野手としては同点に追いつく2点タイムリーを打つが、投手としては4回からリリーフし5回3失点(自責点1)、負け投手になった。

 一方、大阪桐蔭の藤浪晋太郎は1年夏からベンチ入りしたが、1年の夏は大阪大会3回戦で桜宮に破れ、2年の夏はやはり大阪大会決勝で東大阪大柏原に6-7で惜敗。しかし翌年春のセンバツに出場する。この大会には、大谷翔平の花巻東も出場。1回戦で両校は対戦した。

2012年春のセンバツ
1回戦 花巻東●2-9○大阪桐蔭
・大谷翔平
投手 先発 8.2回 7被安打 11奪三振 11与四死球 自責点5 ●
打者 4番 投手→左翼 3打数 1安打 1打点 1本塁打

・藤浪晋太郎
投手 先発 9回8被安打12奪三振2与四球自責点2 ○

 大会屈指の好投手同士の投げ合いとして注目されたが、大谷は制球が定まらず、大阪桐蔭に9失点(自責点5)、完成度では藤浪に一日の長があると言われた。しかし大谷は、藤浪から右中間に本塁打を打ち、打者として非凡なところを見せている。

 以後、藤浪晋太郎を擁する大阪桐蔭は、快進撃を続けた。

2回戦 ●九州学院 3-5 大阪桐蔭○
投手 先発 9回 6被安打 8奪三振 3与四死球 自責点1 ○

準々決勝 ●浦和学院 2-3 大阪桐蔭○
投手 救援 4回 6被安打 6奪三振 0与四死球 自責点0

準決勝 ○大阪桐蔭3-1健大高崎●
投手 先発 9回 7被安打 9奪三振 4与四死球 自責点1○

決勝 ○大阪桐蔭7-3光星学院●
投手 先発 9回 12被安打 6奪三振 2与四死球 自責点3○

 安打は許すものの要所を締める投球で、藤浪晋太郎は春のセンバツの優勝投手となる。

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最終更新:8/15(月) 17:00

ベースボールチャンネル