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兵役免除を狙った韓国代表エースが五輪8強で散る 米メディア「ギャンブルは報われなかった」

Football ZONE web 8/15(月) 18:04配信

トットナムでの立場を危うくしても、メダル獲得に執念を見せたソン・フンミン

 トットナムの韓国代表FWソン・フンミンは、リオデジャネイロ五輪にオーバーエイジ(23歳以上)枠で参戦。8強進出を果たしたものの、熱望していた兵役免除の条件となるメダル獲得には至らず、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、「ギャンブルは報われなかった」と報じている。

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 ソンは昨季加入したトットナムでは、イングランド代表FWハリー・ケインらの後塵を拝し、レギュラーの座を確保できていない。それでも新シーズンの開幕を迎えたプレミアリーグよりも、五輪でメダルを獲得することを熱望した。

「スパーズはソンを、(五輪出場の)全チームに許されている3人のオーバーエイジ枠の1人としてリオに供出した。韓国は彼を本当に必要とし、彼も本当に行きたがった。28歳までにスタートする21カ月間の兵役免除をメダル獲得で叶えられることも理由だ」

 ソンは大会前にトットナムのホームページで、開幕戦を回避することをサポーターに謝罪したうえで、メダル獲得を熱望。だが、14日のホンジュラスとの準々決勝に0-1で惜敗した。

「試合後はレフェリーに3分間食い下がる」

「ホンジュラス戦の試合終了のホイッスルが鳴ると、彼の苦悩は明確になった。24歳はレフェリーに3分間食い下がった。ホンジュラスの故障と時間稼ぎがきちんとカウントされなかったことの説明を求めていた」と、記事では敗戦を受け入れられないソンの様子をこうレポートしている。

 2018年にジャカルタで行われるアジア大会にオーバーエイジ枠で出場して金メダルを獲得できれば、兵役免除のチャンスはまだ残されている。韓国代表は14年に自国開催となった仁川大会で優勝しているが、ソンが当時所属していたレバークーゼンは招集に応じず、18年大会も所属クラブがソンを供出する保証はない。

 トットナムでの定位置争いは、五輪参戦による離脱によってさらに遅れをとった。傷心のソンは今後クラブで巻き返しを図り、韓国代表の国際大会でも結果を残して、兵役免除を手にすることができるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/15(月) 18:30

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