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格安スマホ 2台持ちを解消できる機種登場で人気に拍車

NEWS ポストセブン 8/16(火) 7:00配信

 50代前半のAさんは、スマホとガラケーの2台持ち。スマホを持つようになったのは3年前からだ。

 スマホでゲームなどをしないAさんは、外出先でニュースや天気予報、調べものの検索程度ができればよく、オフィスや自宅ではパソコンがあるので、スマホはあれば便利程度にしか考えていなかった。スマホを持つことに一番、及び腰だったのは、ガラケーに比べて月額料金が大きく膨らむことだった。

 その風向きが変わったのは2013年11月のこと。SIMフリー端末という、NTTドコモなどのキャリアと契約しないでもいい端末が登場し始めたからだ。Aさんが購入したのは、グーグルの「Nexus5」(製造はLG)。当時、税込みで3万9800円。iPhoneのSIMフリー版の半額以下で、スペックとの見合いで言えば、当時は破格の値段だった。

 端末を購入後、Aさんは、今度はキャリアに代わるところと契約しなければいけない。通話やメールはいまでもガラケーで済ませているので、データ通信専用SIMでOKだ。そこでAさんはIIJのSIM(税抜き3000円)を購入して契約。

 このSIMは、いまでは月に3GBまで高速通信(LTE、もしくは4Gと呼ばれる)で使える。月額料金は税込みで1100円程度だ。ガラケーは月額で1700円程度、しかも無料通話分がついて家族間通話は無料。なので、ガラケーとスマホを足しても月に2800円程度で済んでしまう。最初に端末代というイニシャルコストはかかったが、月々のランニングコストは一般のスマホユーザーと比べると劇的に違う。

 Aさんがこうした格安スマホの世界に入って3年弱、当時は150万回線にも満たなかった格安スマホの契約回線数は、2016年3月末時点で前年同期比65%も増え、600万回線に近づいてきた(MM総研調べ)。2018年3月末には倍増の1200万回線弱まで増える見通しだ。

 格安スマホを手掛ける、MVNO(仮想移動体通信事業者。要は回線貸し出し料などをNTTドコモなどキャリアに支払って回線を借り受ける事業者)は前述のIIJのほか、NTTコミュニケーションズ、楽天、ビッグローブ、ケイ・オプティコム、DMM、イオンなどなど劇的に増えた。

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最終更新:8/16(火) 7:00

NEWS ポストセブン

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