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決勝進出率なんと4割超。「幸運の大会6日目」を勝った4校に注目

webスポルティーバ 8/16(火) 11:16配信

 監督として5度目となる夏の甲子園で、初めて1勝を挙げた北海の平川敦監督は「6日目第2試合」の幸運を口にした。

【写真】明日の3回戦で、作新学院と対戦する花咲徳栄の高橋昂也

「よく4、5日目ぐらいがいいという人もいますけど、僕は6日目がちょうどよかった。7日目だと、やや、間延びしてしまう気もしますし……。試合まで日にちがあったので、こちらの暑さにもようやく慣れました」

 49代表校の初戦は、抽選で1日目第1試合から7日目第3試合のいずれかに振り分けられる。

 平川監督は、指揮官として初めて甲子園の土を踏んだ99年は4日目、2度目となった08年は5日目を経験した。3度目の11年は2日目の第2試合で明徳義塾に2-3で惜敗し、4度目となった昨年はもっとも嫌われる開幕試合を引き当ててしまい、鹿児島実業に4-18と大敗した。

「今年は開幕試合だけは勘弁して欲しいと思ってましたね。試合が早いと、甲子園練習をして、抽選やって、開会式のリハーサルがあってと、慌ただしいまま試合に入らなければならない。こちらの気候にも、生活にも、慣れる時間がないんです。戸惑っているばかりで。今回は試合までに休日を入れるなどして、とてもリラックスして過ごせました」

 また、第2試合というのも、最適だったという。

「第1試合だと朝、早過ぎる。第2試合なら、そこまで早くもないし、まだ、そんなに暑くもならない。今年は、暑い暑いと言われていましたけど、風もあって意外と涼しく感じられましたね。第3試合とか第4試合だと、前の試合が延びた場合、その影響を受けるので調整が難しい。そういう意味でも、今年は、うちにとっては一番クジでしたね」

 思えば、同じく南北海道代表の駒大苫小牧が05年に夏連覇を達成したときも初戦は「6日目第2試合」だった。

 これから勝ち上がることを考えても6日目は利がある。5日目第3試合以降は2回戦からの登場となるため、決勝まで進出した場合、1回戦から戦ってきたチームは6試合目となるのに対し、2回戦からの登場だと5試合目となる。酷暑の中、1試合少なくて済むのは、コンディショニング面で大きなアドバンテージだ。

 それを証明するように毎年6日目で初戦をクリアした4チームの勝率は、驚異的である。

 04年までの12年間を遡(さかのぼ)ると、大会6日目を勝った4チーム中、1チームもベスト4入りできなかった年は06年、10年、14年の3回しかない。

 その一方で、12年に「6日目第3試合」の大阪桐蔭が優勝するなど、決勝に進出したチームは、じつに6チームもある(※08年に優勝した大阪桐蔭は、もともと5日目第3試合だったが、雨天順延で6日目第1試合になったため除外する)。

 04年決勝は、初優勝を遂げることになる駒大苫小牧と済美の顔合わせとなったが、いずれも初戦は6日目だった。この年を含め、大会6日目を勝ったチームが決勝の舞台に立ったことが、12年間で5回。決勝進出率ということでいえば、4割超だ。

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最終更新:8/16(火) 11:16

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