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時速70kmオーバーの緻密な世界 自転車団体追い抜きの魅力

GQ JAPAN 2016/8/16(火) 22:58配信

緻密さと躍動感の両方を楽しめる競技が、自転車団体追い抜き。リオデジャネイロ五輪では男子種目で、予選と決勝の両方で世界新と五輪新が塗り替えられた。

【ダイナミックな自転車団体追い抜きの動画はこちら】

この写真は、リオデジャネイロ五輪の大会7日目に開催された自転車トラックの男子自転車団体追い抜きの模様。写っているのは、中国チームの范陽選手、劉浩選手、秦晨路選手、沈平安選手の4人だ。

この競技は、トラックの内側ギリギリを4人が縦に並んで走る緻密さと、コーナーで先頭の選手が大きくコースを外れて最後尾に回るというダイナミックな動きの両方を楽しめるのが魅力だ。

下掲の動画は、世界選手権自転車競技大会2016での男子自転車団体追い抜き決勝の様子だ(1分33秒にレースがスタートする)。

写真のレースは1回戦の模様で、中国チームは残念ながら決勝に駒を進めることができなかった。一方、1回戦で首位を獲得した英国は3分50秒570という世界新・五輪新の記録で決勝に進出。決勝では3分50秒265を叩き出し、再びワールドレコードとオリンピックレコードの両方を塗り替えて金メダルを獲得した。

撮影したのは、米ゲッティイメージズ(五輪公式フォトエージェンシー)専属の写真家、フィル・ウォールターだ。同社でスポーツ写真担当ディレクターを務めるトラビス・リンクイストは、「フィルは長時間露光を活かして、小さな楕円形のトラックを走り抜ける選手たちのスピード感を強調しています。男子団体追い抜きは、タイトなフォーメーションを組み、時速70km超で競争しますから、選手たちの抜群の運動能力と細やかなコントロールが披露される競技と言えるでしょう」とコメントしている。

冨田秀継(GQ)

最終更新:2016/8/16(火) 22:58

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