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サオリンの爆発に期待。王者アメリカに挑む女子バレー、ロンドンの再現なるか

webスポルティーバ 8/16(火) 17:31配信

 リオ五輪バレーボール、全日本女子は14日(日本時間15日)、予選突破をかけてアルゼンチンと対戦。3-0のストレートで勝利しグループ4位となり、何とか決勝トーナメントに駒を進めた。これにより準々決勝でアメリカに挑戦することになる。

【写真】迫田さおりと佐藤あり紗

 今回も元全日本で、現在は解説者の杉山祥子さんに全日本の戦いぶりを聞いてみた。

【profile】
杉山祥子(すぎやま・さちこ)
全日本のミドルブロッカーとして、アテネ五輪・北京五輪に出場。グランドチャンピオンズカップでは銅メダルを獲得。Vリーグで7度のベスト6をはじめ、ブロック賞3度、スパイク賞、敢闘賞のキャリアを誇る。スピードのある多彩な攻撃と固いブロック力に定評があった。2013年引退後は各メディアで解説をしている。


―― 1セット目は相手に先行されて、ハラハラする展開でした。

「自分たちのいい展開に持っていきたいんだけど、相手とシーソーゲームになっていました。その中で、相手のミスに助けられている場面がよく見られました。なかなかラリー中に決められなかったシーンは、今大会の試合で何度もありましたが、チャンスボールをものにできていないです。今のはAパス(セッターが動かずトスが上げられる位置へのパス)で返してほしいというのがそうなっていない。ブロックされているというところに目がいきがちなんですけど、その前のトス、 その前のチャンスボールの返球まで見返すと、そこがちゃんとAパスで返せていな いため得点につながっていません。

 最後代わって入った迫田(さおり)のサーブ、宮下(遥)のブロックもあって1セット目をとりきることができました」

―― 杉山さんが前回言われたように、迫田選手がカギになっていましたね。

「そのまま2セット目も迫田がスタートからいきましたが、2セット目は迫田に限らず、宮下や荒木(絵里香)もいいサーブを打ってポイントを取っていましたね。手元でぐっと落ちるサーブです。その点はすごくよかったです。

 あとは石井(優希)が素晴らしい活躍をしていました。レセプション(サーブレシーブ)が返ったときの切り込むスピードとキレがありましたし、パワーもあった。コンビでの攻撃も動きがすごくよかったし、難しい2段トスも決めて、彼女の活躍が光るセットでしたね」

―― そのよい流れのままいくかと思われた3セット目ですが、またしてもシーソーゲームになりました。

「そうなんですね。アルゼンチンにクイックをうまく使われていたのと、宮下の ツーアタックが拾われている点が気になりました。あまり有効なツーアタックに なっていないので、アタッカーを使ってもよかったのではないでしょうか。

 ミドルをもっと使わなければ、という意識は感じられたし、決まっているものもありました。ただ、トスが低くてヒットできてないので、もう少しトス を高くした方がよいように見えました」

―― アルゼンチンはどういうチームだとご覧になられましたか。

「攻撃力はありました。ブロックの上から打っているスパイクが何本かありましたし、正面にレシーバーが入っているのに、はじいてしまっていたものも何本かありました。相当な威力があるんでしょう。予選を勝ち抜いてきただけの力はありました」

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最終更新:8/16(火) 17:31

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