ここから本文です

“SMAP解散”の今だから語ろうミュージカル『聖闘士星矢』! SMAPは2.5次元俳優たちのご先祖様だった!!

おたぽる 8/16(火) 23:00配信

 14日、年内いっぱいでグループを解散することをジャニーズ事務所から発表されたSMAP。「メンバーや世話になったマネージャーより事務所を選んだキムタクはせこい」とか、逆に「SMAPの解散は中居のキムタクいびりが原因」だとか、「いくらタイムリープを繰り返してもキムタクは解散を防げなかったんだね…」などと諸説が飛び出し、ネット上は大盛り上がり。

 各ニュースサイトなどもSMAPネタで大盛り上がりのようだ。羨ましい。というわけで、オタク系ニュースサイトおたぽるとしては、かつてSMAPが出演、一部では黒歴史扱いされていたりもする“バンダイスーパーミュージカル『聖闘士星矢』”の思い出を語りたいと思う。

 誰もが知る車田正美の超人気コミック『聖闘士星矢』(集英社)は1986年の連載開始以降、続編や派生作品をいくつも生み出したほか、TVアニメ、劇場アニメ、ゲーム化と展開を広げていき、91年には、当時グループ結成して間もないSMAPを起用し、バンダイスーパーミュージカルとして舞台化された。

 舞台化されたのは、「黄金聖闘士(十二宮)編」の次のエピソード「海皇ポセイドン編」。配役はペガサス星矢:中居正広、ドラゴン紫龍:草なぎ剛、キグナス氷河:森且行、アンドロメダ瞬:香取慎吾、フェニックス一輝:稲垣吾郎、海皇ポセイドン/ジュリアン・ソロ:木村拓哉。主人公が中居なのは納得だが、後のメンバーのイメージからすると「この配役でいいのかしら?」と思わなくもない配役だが、こうなってみるとラスボスをキムタクが演じているのも、なかなか興味ぶかいところ。

『聖闘士星矢』といえば、“ペガサス流星拳”をはじめとするド派手な聖闘士たちの必殺技が印象的だが、なにせ四半世紀も前のことである。昨今のようにCGを生かした演出などは当然できないので、必殺技たちはレーザーやラインテイング、技をくらって吹っ飛ぶところはワイヤーアクションなどで表現。また結構長いエピソードを詰め込んでいるため、物語も原作を知らないと分かりづらい部分も多く、あまり芳しくない反応も多かった。

 とはいえ、『ベルサイユのばら』など、名作少女コミックを原作に宝塚歌劇団がミュージカルとして舞台化する、というのは70年代から行われてきたが、男性のイケメンを起用して人気コミックを舞台化するのはまだ結構珍しかったということや原作の人気もあってか、約2週間全31公演で約37万人の観客動員をマーク。

 このミュージカル『聖闘士星矢』は、ミュージカル『テニスの王子様』の仕掛け人として知られる、マーベラスエンターテイメント(後のマーベラスAQL)の取締役であったプロデューサー・片岡義朗と、ネルケプランニングの松田誠がマンガ・アニメの舞台化として企画した作品群の第1弾であったとか。後に続くミュージカル『テニスの王子様』を筆頭とする「2.5次元舞台」の隆盛には、SMAPが多大な貢献を果たしていたのだ。

 なお、ムウ:城島茂、シャカ:国分太一、ミロ:松岡昌宏、アイオリア:山口達也と、TOKIOの4人も出演していたりと、今見ることができたら大変面白そうではあるのだが、残念なことにミュージカル『聖闘士星矢』は、VHS、LD、DVDひっくるめて、映像ソフト化がされていないようだ。

 ただ頑張って探せば、古書店などでパンフレットは購入可能であるし、ネット上では当時の思い出を語る、SMAPファンの姿も散見できる。さらに2011年にはペガサス星矢役に鎌苅健太を据えたスーパーミュージカル『聖闘士星矢』も公演されており、こちらはDVDなどが購入可能なので、興味がある人はチェックしてみてもいいかもしれない。

最終更新:8/16(火) 23:00

おたぽる

なぜ今? 首相主導の働き方改革