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バロテッリ失職危機か… “イタリア版レスター”サッスオーロがミランFWマトリを獲得!

Football ZONE web 8/17(水) 15:24配信

名将ディフランチェスコが問題児獲得に難色

 今季UEFAヨーロッパリーグに初出場するセリエAサッスオーロが、ACミランから元イタリア代表FWアレッサンドロ・マトリの獲得を正式発表した。

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 サッスオーロは規模の小さい地方クラブながらも、現役時代にローマでMF中田英寿氏とチームメートとしてプレーしたエウゼビオ・ディフランチェスコ監督に率いられて躍進。昨季はリーグ終盤にミランをかわしてリーグ6位に入った。リーグ優勝のユベントスがイタリア杯を制したことでミランを差し置き、欧州リーグ出場権を得た。昨季プレミアリーグで奇跡の優勝を果たしたレスターのイタリア版とも注目されていた。

 初のヨーロッパの舞台に挑戦する状況に、FWの補強が不可欠となっていたサッスオーロは、リバプール所属の元イタリア代表FWマリオ・バロテッリの剛腕代理人であるミノ・ライオラ氏から熱烈な売り込みを受け、クラブ幹部は獲得に前向きな姿勢を見せていたものの連動性を重視する指揮官が獲得を拒否。そして、昨季はバロテッリに押し出される形でミランからラツィオに期限付き移籍してプレーしたマトリを完全移籍で獲得することになった。

 マトリは現チェルシーのアントニオ・コンテ監督の下でプレーしていたユベントス時代にレギュラーポジションを確保してリーグ制覇に貢献。イタリア代表デビューも果たした実績を持つが、2013年夏にミラン移籍して以来は不振が続きレンタル移籍を繰り返していた。

リバプールではすでに戦力外

 一方のバロテッリは、一昨季にリバプール、昨季は期限付き移籍のミランでリーグ戦わずか1ゴールと不発が続き、すでにリバプールのユルゲン・クロップ監督からは戦力外通告を受けている。しかし、600万ユーロ(約7億円)という高額年俸の契約を2年間残していることもあり、チーム探しが難航している。

 望みをかけていたサッスオーロ行きも、若き名将の獲得拒否とマトリ獲得の正式発表で完全に道が閉ざされた結果になった。はたして“悪童”は残り2週間ほどとなった移籍市場の閉幕までに、今季プレーするチームを見つけられるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/17(水) 15:24

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