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元FACTの3人による新バンドSHADOWS結成秘話:「この3人が集まったのは自然な流れ」(前編)

ローリングストーン日本版 8/17(水) 17:00配信

元FACTのHiro(Vo)、Takahiro(Gt/Vo)、Kazuki(Gt/Vo)の3人による新バンド・SHADOWSが、NEW EP『Progress』を8月17日にリリース。

【動画あり】元FACTの3人による新バンドSHADOWS結成秘話:「この3人が集まったのは自然な流れ」(前編)

彼らのコンセプトである "90'S リバイバル/New Melodic Hardcore"の意味とその音楽性がどういったものなのか、この音源を聴けば納得できる仕上がりとなっている。
かつてシーンを席巻したFACTを解散してまで、この3人がやりたかったこととは何なのだろうか? その真意を探るべく、ロング・インタヴューを敢行。前編となる今記事では、新バンド結成のいきさつから、本作のコンセプトにもつながるSHADOWSにとっての90年代音楽について爆笑のエピソードをまじえながら語ってくれた。

—まず大前提として、FACTというバンドがあったわけですけど。

Kazuki:もともとFACTは俺とTakahiroが作ったので、2人が一緒にやる以上あんまり変わらないかなっていうのもあったんですけど、実際はFACTのことをそんなに意識することもなく、やりたいこと、単純にいいと思えることをやれています。

—とはいえ、今まで一緒にやってきた3人がいなくなってしまったという喪失感みたいなものもあるんじゃないかと思って。

Kazuki:そうですね・・・喪失感は解散が決まった時に全て出し切っちゃった。で、その後に "人間としてダサくなっちゃうんじゃないか" っていう心配がわいてきて。だって16年もFACTをやってきてるから、これがなくなったら俺はすげーかっこ悪い人になるんじゃないかって思って、恐かったんです。それで、解散した瞬間 "やっぱりバンドやるしかねーな" って(笑)。俺はやっぱりバンドがやりたいんだって再確認しました。

—ちょっと意地悪な質問ですが、FACTの6人がSHADOWSの3人とJoy Oppositesの3人(Adam、Tomohiro、Eiji)に分かれたわけで、これはどういう境界線だったんですか? 性格? 住んでいる地域? 音楽性?

Kazuki:たぶん性格ですね。こっち(SHADOWS)の3人って、個人プレイが多いんですよ。やりたいことは1人でやるタイプ。それに対して、向こう(Joy Opp)は3人いつも一緒にいるイメージ。ツアー中も向こうの3人は空いてる時間に一緒にコーヒー屋行ったりしてて(笑)、俺は1人でパチンコ屋入ったり、Takahiroは1人でレコード見に行ったりしてましたからね。

~Hiro遅れて到着~

Hiro:遅れてスイマセン! で・・・話、今どこら辺? 結構ディープな感じ(笑)?

Kazuki:ディープなところだね。なんで3:3なんだっていう。

—Kazukiさん的には "性格だ" と。

Hiro:確かにそうかもしれないっすね。俺ら3人とも個人行動が好きでまとまりはないけど、バンド以前からの付き合いなんで、そういう意味では、流れっちゃ流れのような気もする(笑)。

Kazuki:確かに、小学校からずっと一緒だったからね。余裕で20年以上、つまり人生の半分は超えてる。生まれて初めてライヴやったのもこの3人だし。"この3人でやりてー!" とかではなく、バンドをやるってなった時に思いつくのが自然とこの3人だった感じ。

Hiro:考えてみたら、Joy Oppの3人も俺らと会う前からえっくんとTomohiroは仲良かったりしてたんで、流れ的には当たり前だったのかな、と。

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最終更新:8/17(水) 17:00

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