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キム・カーダシアン、新ファッションアイコンの野望

ハーパーズ バザー・オンライン 8/18(木) 12:43配信

ハーパーズ バザー2016年10月号(8月20日発売)に掲載の、カリーヌ・ロワトフェルドによる恒例のファッションストーリー“ICONS”。今年はカール・ラガーフェルドがフォトグラファーを務め、キム・カーダシアン&カニエ・ウェストの話題のカップルが登場! ここでは本誌掲載のインタビューとは別に、スティーヴン・ガンが行ったキムへのスペシャルインタビューをお届け。

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スティーヴン・ガン(以下SG): 『ハーパーズ バザー』とカリーヌ・ロワトフェルドの“ICONS”の一人に選ばれた感想は?

キム・カーダシアン・ウェスト(以下KKW): 光栄だわ。私はずっとカリーヌのスタイルやテイストを尊敬しているので、その人がカニエと私を選んでくれたなんてすごいこと。「彼女が望むことならなんでもするわ!」って感じ。

SG: ファッション誌はたくさん読む?

KKW: 実は今日、機内で1冊読んだんだけど、そういえば、しばらくファッション誌を読んでなかったと思ったの。赤ちゃんのことで忙しくて、TVも見なければ雑誌も本も読まない生活だったから。誌面の写真を撮りまくったわ。

SG: いまのスタイルを作り上げるために、子供の頃からきっとたくさん雑誌を読んできたんだろうと思ってたけど。

KKW: 子供の頃はね。祖父母が2人ともファッション大好きで、母もファッションが大好き。父は『ハーパーズ バザー』と『エル』を毎号集めていたので、いつも見ていたわ。忘れもしない、あれはパーム・スプリングスの家だったわ。コートニーったらイジワルで、年上だから自分のほうが私より何でも知ってると思わせるのが好きでね、ある雑誌のデニム特集を見て、私に「このモデルの名前は、ジョーダッシュ・ジーンズ、この子はリーバイ、この子はドナ・カラン・ジーンズ」とか、ジーンズの名前をモデルの名前だと嘘を教えるわけ。それを友達の前で私に言わせて、「ね、この子ってバカでしょう?」と。彼女が11歳、私が10歳の時よ。1番好きだったのは、コートニーがファッションデザイナーのドナ・カラン、私がそのアシスタントになって、1日中ドレスを縫うマネをしてコキ使われるというお芝居ね。

SG: 他にはどんなデザイナーの名前を憶えてる?
 
KKW アライアね。母が大ファンだったから、80年代のドレスをぜんぶ持ってるわ。それからヴァレンティノも好きだった。80年代に母がパリで買ったバレンティノの黒&白のドレスがあるんだけど、それを私が借りてホワイトハウスに招待された時に着ていったのよ。母は80年代、90年代のヴェルサーチとかワイルドなプリントとか、私がいま着ているようなすごくタイトなボディコンとか、たくさん持ってたわ。
 
SG: じゃ、ママの影響でファッション好きになったわけだ。
 
KKW: どうかしら。祖母もファッション好きで、彼女のビンテージのグッチのコレクションなんかとってもクールだし。父方の祖母は、フェラガモやシャネルが好きだったわね。いとこのチチもファッション好きだし、ファッション好きな家族に囲まれているってわけ。母は、ヴィッキー・ティールやラクロワも大好きよ。  

SG: パリの感想を聞かせて。カニエとはよく来るの?

KKW: 妊娠していたこともあって、1年以上一緒に来ていなかったわ。でも、今年はショーに行くつもり。結婚式のリハーサル・ディナーもヴェルサイユでやったのよ。彼がパリで2度目のファッションショーを開いた時、私を招待してくれたのがきっかけで2人の関係に火がついたの。だから、パリに特別な恋をしちゃった感じ。実際の結婚式はイタリアで挙げたんだけど、1ヶ月前にプランを変更して、サプライズにしようと。結婚式前の1週間をパリで過ごしたので、みんな結婚式はパリでするものと思っていたところに、リハーサル・ディナーが終わった後、実は、と告げて、用意した飛行機でイタリアに飛んで式を挙げた、というわけなの。だから、私たちはパリも結婚式の一部だと思っていて、心のつながりを感じているのよ。

SG: ファッション・アイコンと呼ばれることに責任を感じている? どんな気持ち?

KKW: 責任を感じているかどうかはわからないけど、ファッションは好きだし、常に新しいことにトライして自分を高めていくことや、どんなものが出ているのか見るのが好き。私はベストのチームが欲しいし、私と私のボディにベストのものが欲しい。最初の頃は大変だったわ。私にサンプルサイズは着られないだろうと、誰も洋服を送ってくれなかった。私の写真を見て、曲線的過ぎると思ったのよね。実際はサイズ2で、たまたま曲線的かもしれないけれど、どんな服にもボディをフィットさせることにかけては名人よ。今はデザイナーたちがやっと洋服を送ってくれるようになって楽しいわ。だから、ベストなチームでより高いところを目指していく。責任といえば、それかしら。新しい才能をチームに入れて、クールでユニークな服を見つけていく。ユニークかつ私のボディタイプにフィットするものを見つけて、他の人より先を行くというのは大変なこと。だから、カニエが必要なの。彼はすべてにおいて、誰よりも一歩先を見ている。もし、彼にもっと時間があったら、彼こそ、私のベスト・スタイリストよ。私の友人たちや姉妹がよく言っているわ、「あなたたちみたいに、何時間もクローゼットにこもって、脱いだり着たり、カットしたりデザインし直したりしていて飽きないカップルは見たことない」って。ハーパーズが私たちを選んでくれて、とても嬉しいわ。だって私たちは、他の人の先を行くために、ファッションにも日常生活にもすごく努力してきたんですもの。

最終更新:8/18(木) 12:55

ハーパーズ バザー・オンライン

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2016年10月20日発売

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