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“ミネイロンの惨劇”の復讐に燃えるブラジル国民 選手は決勝ドイツ戦へ冷静「リベンジではない」

Football ZONE web 8/18(木) 15:45配信

リオ五輪決勝で実現したブラジルとドイツの対決に、ブラジル国内はヒートアップ!

 リオデジャネイロ五輪で史上初の金メダル獲得を目指すブラジル代表は、準決勝でホンジュラスを6-0と撃破し、決勝でドイツ代表と対戦する。2014年のブラジル・ワールドカップ準決勝で1-7の惨敗を喫した「ミネイロンの惨劇」のリベンジを期待する声がブラジル国民のなかで高まっているが、選手は「リベンジではない」と大一番に向けて冷静さを失っていない。地元紙「オ・グローボ」が報じている。

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「決まった。彼らがやってくる」「2014年ワールドカップ準決勝で忘れられない7-1敗北をブラジルに味わわせたドイツ代表だ」

 記事の冒頭では、準決勝ナイジェリア戦で2-0勝利を挙げたドイツの決勝進出をこう報じている。王国失墜を決定づけた2年前の惨敗劇の相手ドイツへの復讐のチャンスに、地元メディアも燃えている。

 もっとも、選手は冷静を保とうとしている。「どの試合にも歴史がある。違う状況だし、選手も違う。リベンジなどを頭に置きながら決勝でプレーすることはない。メダルについてだけを考える。チャンピオンになりたいんだ」と、北京国安MFレナト・アウグストはリベンジへの機運が高まるブラジル国民をクールダウンさせようとこう語った。

悲願の金メダル獲得に神経を集中

 レナト自身も、選手が2年前の雪辱に神経を注ぐあまりに、オーバーヒートしてしまうことを危惧しているようだ。

「リベンジの必要はないんだ。(精神的に)成熟して対戦しなければいけない。金メダルを獲得しなければいけないし、そのチャンスなんだ。リーグも状況もタイミングも違う」

 五輪はU-23世代による年代別の大会であり、A代表のベストメンバー同士の対決ではない。ドイツはオーバーエイジ(23歳以上選手)枠にトッププレーヤーを招集していない。ブラジル国内で過熱するリベンジへの思いが勝敗に影響しないよう、レナトはひたすら金メダル獲得に神経を集中させていた。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/18(木) 15:45

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