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ポルトガルEURO制覇の舞台裏 ピッチを去るC・ロナウドが泣きながら託した魂のアームバンド

Football ZONE web 8/18(木) 22:23配信

C・ロナウドなきピッチで起きたナニの変化

 ポルトガル代表FWナニ(バレンシア)が、悲願の欧州選手権(EURO)初優勝を達成した7月の決勝フランス戦を振り返り、主将FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)が負傷退場した後の自身の変化について語った。英紙「ガーディアン」が報じている。

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 ポルトガルは決勝戦でフランスと対戦し、延長戦の末に1-0で勝利。この試合では主将でエースのロナウドが、前半25分に負傷退場を余儀なくされ、ゲーム序盤にして今大会最大の危機を迎えることとなった。

 その後、副キャプテンのナニが、悔しさのあまり泣き崩れるロナウドからキャプテンマークを手渡され、その腕に巻いた。

「クリスティアーノがピッチから去っていった時、正直とても青ざめていた。僕たちのキャプテンであり、ベストプレーヤーである存在を失ったことで、激しく動揺していたからね」

 これまでロナウドに多くを背負わせ、頼り切ってきたチームが失ったものは、あまりに大きかった。しかし、ナニは下を向くのではなく、チームメイトに顔を向けた。

「僕がやらないと。ロナウドのように…」

「だけど、僕はすぐに頭を切り替えた。チームを助けるために、仲間に自信とモチベーションをひたすら与え続けた。僕はその使命を全うしなければならなかった。これまで、僕たちの偉大なキャプテンがそうであったようにね。それがあの試合での僕の変化だ。選手たち、特に若い選手に叫び続け、気持ちを駆り立てた。彼らはそれに応えてくれて、歴史を塗り替える偉業を成し遂げてくれたんだ」

 ナニは大会を通して3得点1アシストの活躍を残し、得点ランク2位タイに輝いたものの、同じく3ゴールを収め、さらに3アシストを記録しているロナウドがシルバーブーツを受賞した。しかし、ロナウドは自身に代わってピッチでリーダーシップを発揮してくれたナニにシルバーブーツを譲り渡した。ポルトガル悲願の優勝の背景には、常に先頭チームを引っ張ってきたロナウドと、そのロナウドを後方から支え続けてきたナニの、確固たる信頼関係が存在していた。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/18(木) 22:32

Football ZONE web

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