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安売りされる「夢」や「感動」 子供を勘違いさせるな!

NEWS ポストセブン 8/19(金) 7:00配信

 女性セブンの名物記者“オバ記者”こと野原広子が、世の中の腹立つトピックをぶった斬る! 今回は、安売りされる「夢」や「感動」に怒りをぶつけます。

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 連日、熱戦が続く五輪。差し迫って集中している若者の目の、なんと美しいこと。世界レベルのすごさにため息が出ちゃう。だけど、テレビ画面から洪水のように流れてくる無神経なアナウンスに、耳をふさぎたくなるのも五輪。

◆出場がかなわなかった強化選手が1149人!

 そのひとつが、スキあらば出てくる「感動をありがとう」ってヤツ。これを言うタイミングを見計らい、ここぞという時はもちろん、そうでない時も出るわ、出るわ。感動をどこまでも安くする。

「こう言っておけば間違いないんじゃね」とテレビ各局が考えているとしか思えないよ。

 あと「夢はかなう」「夢の舞台」「私たちの夢をのせて」。大きな国際試合になると必ずだけど、4年に1度の五輪は特に“夢”の大バーゲンセール。

 まったくよく言うわ。日本の選手団は331人だけど、五輪強化指定選手1480人。ということは手の届くところまで行って、出場の夢がかなわなかった選手が1149人もいるんだよ。それ以外の名もなき選手たちを含めれば…。

 彼、彼女たちがどんな思いでテレビ中継を見つめ、「夢はかなう」を聞いているか、考えたことがあるんだろうか。

◆最近は目標でなく寝言を夢というらしい

 スポーツだけじゃない。いろんな“夢”が世の中にはびこり出したのは、1980年代前半からだったと思う。その頃から「夢があるから」と言えば、一目置かれると思い込む人が、私の周りに大量に出てきたの。

 その中で聞こえがよかったのが、イタリア留学の夢だね。有名なAV女優が、「イタリア留学資金のために」とひと肌もふた肌も脱いだけど、留学しないまま引退。

 女が「夢」と言えば、男は「ビッグになる」が決まり文句だったけど、どうも最近は、目標でなく、“寝言”を夢というらしいわね。ミュージシャンになりたい、ゲームクリエーターになりたい、お笑い芸人になりたい…。

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最終更新:8/19(金) 7:00

NEWS ポストセブン

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