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松尾幸実、連ドラ初レギュラーは「一生残る大事な役」

Smartザテレビジョン 8/19(金) 6:00配信

毎週金曜に放送中のドラマ「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」(夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系※19日は夜11:25-0:25ほか)で、総理大臣官邸事務所の職員・桜井あすかを演じる松尾幸実にインタビューを行った。

【写真を見る】松尾は「『あの人怖くない?』って周囲の人に言われちゃうような、隙のない、かわいげのない女性です」と評する

3月に“女優宣言”をしたばかりのフレッシュ女優・松尾に、初めての連続ドラマレギュラーについて、自身の役柄、そしてドラマの見どころなどを語ってもらった。

――桜井あすかの役柄について教えてください。

桜井あすかは、滝藤賢一さん演じる秘書官・古賀征二の部下です。古賀を補佐する事務員ということですが、最初に想像していたのはオフィスレディーでした。誰にでも人当たりが良く、所作が美しく、お客さまにも笑顔な感じかなと思っていたのですが、全然違いました(笑)。

最初のせりふが「ご苦労さまでした」というものだったのですが、警備員さんに礼儀正しく出口へと促すという感じなのかなと思って演じたら、監督の考えはちょっと違っていて、無表情で愛想もなく、声にも抑揚がない感じの子でした。

どちらかといえば「あの人怖くない?」って周囲の人に言われちゃうような、隙のない、かわいげのない女性です。いわゆる普通のOLじゃなくて、一言せりふを発するだけで分かるくらい濃いキャラなので、逆にこれは面白いかもしれないって思ってワクワクしながら演じています。

――オンエアを見る限り、“ドS”な人なのかなと思いました。

う~ん、どうなんでしょうかね(笑)。政治の世界でもまれてきた女性なので、何なら笑顔ですら時には自分の隙を見せることになっちゃうと思ってしまうくらいの生活を強いられてきたのではないかと。

それが正解かは分からないので、これから監督とも擦り合わせていかないといけないですが、私の中で桜井あすかはそういう女性だと思っています。あとは、3年彼氏がいない設定を勝手に作っています(笑)。彼氏がいたら仕事ができないって全部捨ててきたような、ストイックな女性かなと思います。

――そんな彼女に共感できるところは?

自分とは正反対の人間なので思い付かないのですが。私は結構ふわふわしていて、秘密も持てないんです。小学生みたいにいいことも悪いことも全部報告しちゃうようなタイプなので…。

マネジャーさんでも社長でも母でも、誰が相手でも何でも素直に報告します。「きょうはこんな悪い事をしました…」って自分で報告して懺悔(ざんげ)をしますね(笑)。

――それはいいことですよね!

そうですか? 駄目ですよ~。最近「秘密は女を美しくする」という言葉を知って、ちょっとでもいいから意識して秘密を持とうかなと思いました(笑)。

――この春、女優宣言をされて、いきなり連ドラレギュラーですが感想はどうですか?

女優宣言の時点で作品が決まりつつあるという話をいただいていたのですが、自分がいつどこに出るのかは分からなかったんです。4月半ばから5月頭くらいに、今回のお話を社長から頂いて、最初は全然実感が湧かなかったのですが、初めて台本を頂いた時に、いよいよ始まるんだなと思いました。

と同時に、何も準備できていない!って焦りましたね。1年半もレッスンしてきたのに何もできていない気がする、と急にすごく不安になり、しばらくはパニックになっちゃいました。

でも、そのパニック状態も台本を頂いてからリハーサルが始まるまでに一通り終わり、自問自答も終わり、自分が思っていたよりは落ち着いて作品に臨めているのかなと思います。

――連ドラは撮り方も特殊ですよね。1話の途中からいきなり2話を撮ったり、1話に戻ったり、それに戸惑いはなかったですか?

事務所で行ってきたレッスンが、前後のシチュエーションが全く分からない状態の台本をパッと渡されて、いきなり演じるような内容だったんです。それはこの連続ドラマに対して応用が効いているんじゃないかなと今では思っています。

いただいた数行のせりふを膨らませて、前後が分かろうが分からなかろうが、相手がどういう演技でこようが、自分で考えて臨むという。それをひたすら1年半くらい繰り返してきたので、あまり戸惑いもなく演じられています。

――今回は滝藤さんの部下役ですが、滝藤さんの印象はいかがですか?

事前リハーサルの時にお会いして、初めて生で声を聞いたときとても声に渋みがあって説得力がある人だなあと、すごく感動しました。テレビで聞くのとはまた違う威圧感というか迫力のようなものがあって。

時々控室で、役について男性同士でお話されていることがあるんですけど、そういう時は、私は加わらずにずっと耳をダンボにして聞いています(笑)。いつか「実はこっそり聞いていました」って言おうと考えています! でも、できればこの話は内緒でお願いしますね(笑)。

――総理役の小日向文世さんもお喋りがお好きな方ですよね。お話されますか?

今のところまだあまりお話できていませんが、先ほども撮影の合間に控室で怖い話をされていて、私も怖い話が大好きなので、ずっと耳をダンボにして聞いていました(笑)。会話には参加せずにず~っと聞いてニヤニヤしながら。

――そこも耳ダンボなんですね(笑)。直接お話されたら喜ばれたんじゃないですか?

そうですかね? 今回は時間がなかったので難しかったですけど、今度「あの時のお話を聞かせてください」ってお話してみたいですね。ちなみに、テレビ朝日のある六本木には霊がいっぱいいるらしいんですよ。青山霊園の霊がウロウロしているとかで。夏っぽくて、こういうお話はいいですよね。

でも、本当に実力派と言われる役者さんが勢ぞろいしている中で、皆さんが私のような新人をアットホームに迎えてくださって本当にうれしいです。胸を借りるつもりで臨めますし、ここまできたらもう開き直ってやるしかない!という感じですし、緊張なんかしていられません。

――では、割とリラックスしてできているんですね。

はい。割と自分が考えていたよりリラックスして臨めているのかなと思います。でも、周り方からしたら「ガチガチじゃん」て思われていそうですけど(笑)。

――今回は「政治×グルメ」というテーマのドラマですが、グルメに関してはどうですか?

特に私はグルメというわけではないですし、私は食べるのが専門ですね(笑)。作るとしてもかなりワンパターンなものしか作れません。冷蔵庫にあるもので母の味を再現する、名前のない“ごった煮料理”ばかりです(笑)。

――でも、ちゃんと料理もされるんですね。

しますよ。でも一人暮らしですし、作っても食べてくれる人がいなくて、いつも余らせちゃっています(笑)。 

――確かに一人分って難しいですよね。

そうなんですよ。でも、自分で言うのも変ですが、料理の腕は悪くないんです。母の誕生日にもちょっと凝ったものを作ったんですけど、一発で成功したので。

――すごい! では「これを作って」って言われたら何でもすぐ作れるんですか?

はい。レシピがあれば作れますね。料理は楽しいですから。

――食べる方では何が一番お好きですか?

パスタですかね。ラタトゥイユのような具材が入ったやつが好きです。辛い味が好きなので、そこにタバスコをガンガンかけて食べます。あと、四川料理も好きですよ。真っ黒な担担麺など、スパイシーで辛い物が大好きです。

――では、最後に見どころをお願いします。

私にとって初めての役なので、一生残るすごく大事な役になると思っています。良くも悪くも何か見てくださる人の印象に残れればと思います。無愛想でかわいげのない役を極めて、誰かの記憶に残るようなキャラクターを表現できたらいいなと思っているので、その辺を見ていただけたらうれしいです!

最終更新:8/19(金) 6:00

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