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8月19日はココ・シャネルのバースデイ。生誕133年、今知るべき8つのモードな秘話。

VOGUE JAPAN 8/19(金) 10:23配信

1. 意外に知られてない? シャネルのモードの原点は帽子屋だった。

1883年フランス南西部オーヴェルニュ地方出身のココ・シャネル。幼い頃に母親は他界し、父親とも別れたため、孤児院や修道院で過ごした。貧しかったココの幼少時代は、貧富の差に苦しんだり、悔しい思いをしたり。しかしその思いを力に変える能力を持っているのがココ。「私の人生は楽しくなかった。だから私は自分の人生を創造したの」という言葉を残している通り、彼女は自分の道を自分で切り開いていく。将校であるエティエンヌ・バルサンに出会い彼のシャトーに移り住み、贅沢な毎日を過ごした。

シャネル、獅子座の女にまつわる8つのモードなストーリーを振り返る。

実用性のない帽子や息がつまるようなコルセットなど、当時のブルジョアたちのファッションに疑問を持つようになる。「競馬場で女性たちが被っていたのは、フェザーや果物で飾った巨大な帽子。でも何より我慢できなかったのは、その帽子たちが彼女たちの頭に全くフィットしていなかったことよ。」そうして1910年、パリに帽子屋「シャネル・モード」を開くことを実現。つまり帽子こそがシャネル(CHANEL)のモードの始まりだったのだ!

2. 女性の生き方を変化させたシャネルの服づくり。

ココはもっぱら着心地の良いスタイルや素材を考案し続けた。第2の肌のようにフィットする服を。ジャージーやツイード素材を愛したのも、しなやかで動きやすい素材だからだ。中でもこだわったのが袖の取り付けだったそう。何度もつけては位置を変え、また取りはずしては元の位置に戻し、そうやって1番動きやすいスタイルを生み出してきた。「私は生き生きと行動する女性のための服を作ったの。活動的な女性には居心地のいい服が必要でしょう? 腕を自由にあげることができなければいけないわ」と話している。無駄を一切省いた彼女の服の特徴は、大きなポケットにボタンは最小限、スカートは歩行の妨げにならないデザイン、そして丈は短めが基本だった。「自由に解き放たれた肉体ほど美しいものは存在しない」という言葉を残すほど、着心地の良さと快適であることに忠実だった。

彼女のデザインで最も革新的だったのが、ブラックを用いた服だ。当時、黒い服といえば喪服しかなかった。しかし彼女は「黒一色にしてみる。たくさんの色を使えば使うほど、女はかえって醜くなるということにみんな気づかない」と語り、「黒は全てを含む色。白も同じよ。共に絶対的な美であり、完全な調和だわ」と黒と白の持つ美しさに絶対的な自信を持っていた。見事に美しいリトル・ブラック・ドレスは、瞬く間に女性たちを魅了した。

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最終更新:8/19(金) 10:57

VOGUE JAPAN

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