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あっさりメニューだけじゃない! 世界のベジタリアン料理はじつに華やか!

OurAge 8/19(金) 17:10配信

「野菜だけの料理というと、和食で考えるとちょっと地味なイメージですが、世界を見渡してみれば野菜料理は驚くほどバリエーション豊かです」とは、野菜料理家の庄司いずみさん。

まずは、インド。
「人口の4割がベジタリアンというだけあって、野菜の料理は多種多様。南インドの炊き込みごはん、ビリヤニは野菜たっぷりでスパイシー。ボリュームだって満点です。北インド料理の米なすのカレーも、トロトロジューシーで最高の味。南も北も、肉や魚の料理にまけないパンチあるメニューが盛りだくさんです」

ベジタリアン人口が多い台湾素食のメニューも注目している、と庄司さん。
「素食とは、台湾の精進料理のこと。人口の14%がベジタリアンで、素食専門店もたくさん。錦糸町苓々菜館(りんりんさいかん)の看板メニューは、卵チャーハンのように見えますが、豆腐や野菜で作った植物性100%。池袋の線條(せんじょう)手打餃子専門店の餃子は、肉なし、野菜だけ!ですが十分ボリュームあるおいしさです」

お次はベトナム。
「仏教の国なので、ベジタリアンでない方も月に3度は精進料理で過ごすのだとか。最近人気のサンドイッチ、バインミーも精進。魚のすり身揚げ風料理も、精進メニューでは魚や海老ではなくて野菜のすり身で仕上げます」

モロッコはベジタリアンが多いわけではないものの、100%植物性の料理もたくさんあるそう。
「ナショナルフードとも言えるタジンも、鶏やラムのタジンとならび、どこに行っても野菜のタジンは必ずあります。オリーブオイルやスパイスをうまく使ってコクも十分あるのです」

また、トルコ料理のメゼ(前菜)も野菜100%のものがほとんどで、スパイスやオイル使いで物足りなさはまったく感じない、と庄司さん。

「ほかにもスペイン、ムルシア名物の野菜のパエリアや、スーダンの豆のシチュー、イスラエルのフムスやファラフェルなど、野菜や豆のご馳走料理は数え上げればきりがありません。野菜はたくさん食べたいけれど、あっさりした野菜料理では物足りない。そんな方はぜひぜひ、世界の野菜料理や精進料理をお楽しみくださいね」

最終更新:8/19(金) 17:10

OurAge