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【MLB】イチローを信奉する元チームメイト「走攻守全てにおいてプロフェッショナル。一緒にプレーできて幸せ」

ベースボールチャンネル 8/19(金) 17:00配信

ヤンキース時代に交友を深めた二人

 今月7日、メジャー史上30人目の3000安打に到達し、名実ともに『レジェンド』の仲間入りを果たしたマーリンズのイチロー。

 球界には、そんなイチローを師事する多くの信奉者がいることは周知のとおりだ。

 イチローはこれまで3チーム(マリナーズ、ヤンキース、マーリンズ)に在籍。そこで一緒になったチームメイトたちは、イチローの野球に対する真摯な姿勢、入念な準備、厳格なまでのルーティンを目の当たりにする。彼らはイチローから、真のプロフェッショナリズムとは何かを知るのである。

 レジェンドの野球に対する姿勢は、歴史と伝統を重んじるヤンキース時代も何ら変わりはなかった。そしてそこで出会ったクローザーのデビッド・ロバートソン(現ホワイトソックス)とは、一流の選手同士、互いに友情をはぐくんだ。

『CSN Chicago』のダン・ヘイズ記者は、イチローとロバートソンとのやり取りを下記のように報じている。

White Sox closer David Robertson hurried out to the field before batting practice on Saturday afternoon to congratulate an old teammate. Shortly thereafter, Miami Marlins outfielder Ichiro Suzuki was howling in laughter after a quick visit with his former teammate.
ホワイトソックスのクローザー、デビッド・ロバートソンは、土曜日の午後かつてのチームメイトを祝福するため、(マーリンズの)打撃練習の前に、急いでグラウンドに出てきた。そしてロバートソンとの短い会話の後、イチローの笑い声が響き渡った。

50歳まで現役を信じるロバートソン

 イチローとロバートソンは、2012年から2014年まで一緒にプレーしており、ロッカールームも隣同士。冗談を言い合える、心を許しあえる仲であったようだ。

 同記事では、ロバートソンのコメントを紹介している。

I told him I was glad that he got it before I got here so I didn’t have to face him with him at 2,999. He’s in excellent shape. He has always been like that. He takes care of himself. He prides himself at how well he plays the game and he’s a professional at every level. He’s an intense competitor. I felt fortunate I got to play with him and see him still in his prime.
僕はイチローに、「君が(3000本安打を)達成してくれたから、僕は2999安打の時点での君と対戦する必要がなくなり、うれしいよ」と伝えたよ。素晴らしいまでにシャープで、その状態を常に維持している。自己管理も怠らない。どのぐらい高いレベルでプレーできるかに誇りを持っており、走攻守全てにおいてプロフェッショナルだ。僕は、彼と一緒にプレーでき、そして彼の全盛期を見ることができて本当に幸運だよ。

 このコメントから、ロバートソンのイチローに対する心酔ぶりが非常によく伝わってくる。そして最後に、ロバートソンはこのように締めくくっている。

He still flies. He still runs.
彼はまだ、(フィールド上を)飛び跳ねている。彼はまだ、走っている。

 イチローが示唆している『少なくとも50歳まで現役』を、ロバートソンは信じている。



松田卓也

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:8/19(金) 17:00

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