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パ・リーグのエースたちが語った「打者・大谷翔平の恐ろしさ」

webスポルティーバ 8/19(金) 14:30配信

 投手だけでなく打者・大谷翔平(日本ハム)が、いよいよすごいことになってきた。「二刀流」の宿命で規定打席こそ到達していないが、ホームランはパ・リーグ5位タイの18本。打率も.346とハイアベレージを記録している(成績はすべて8月17日現在)。はたしてパ・リーグの投手たちは、“打者・大谷”をどう見ているのか。以下、2つの質問を用意し、他球団の投手たちに聞いて回った。

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Q1.打者・大谷翔平の印象を聞かせてください。

Q2.自分が登板する試合で、相手にするのが「打者・大谷」と「投手・大谷」なら、どちらがチームの勝利に近づく確率が高いと思うか。

●石川歩(ロッテ)

 今シーズンは「打者・大谷」に対して2打数0安打に抑えている。ここまで石川は、勝利数、防御率ともにリーグトップの成績を残している。

A1.昨年はインコースとアウトコースを使えば抑えられたので、そこまで気にするほどの打者ではなかったのですが、今年はインコースも強く振ってくるようになっています。外の変化球もうまく打ちますし、インコースのボールも強い打球が打てる。しっかり投げきらないと危ない打者になっています。

A2.「投手・大谷」の方がいいです。大谷くんと投げ合ったときはなぜか負けてないですし……。もちろん厄介な打者ではあるんですが、僕としては“投手”に打たれるのがそもそも好きじゃないんです(笑)。

●則本昂大(楽天)

 今季もここまでリーグトップの奪三振数を誇っており、球界を代表するパワーピッチャー。今シーズンは「打者・大谷」に対して6打数2安打。

A1.単純にすばらしいバッターですよね。見ていてもすごいと思いますし、どの球種もしっかりと振ってくる。そこは厄介なところですね。

A2.難しいところですね。そのときの大谷くん自身の状態もありますから……。投手としてもすばらしいですし、打者であればクリーンアップを打つ能力がある。どっちも嫌ですね(笑)。大谷という名前がスコアボードにあるだけで、プレッシャーがかかりますから。

●古谷拓哉(ロッテ)

 35歳のベテラン左腕は、「打者・大谷」との対戦は今シーズンが初めて。結果は3打数1安打。

A1.きれいな振りをしていて、そこがいちばん印象に残りました。小細工ありきでスイングするのではなく、自分のスイングをしっかりするなかで、ボールに対応している。たとえば、同じ日本ハムの中島(卓也)選手であれば、まずボールに当てることに重きをおいてスイングしているように見えます。それが良い悪いではなく、タイプがまったく違うということです。大谷くんは自分のスイングをした上で当ててくるんですよ。タイプ的には西武のおかわりくん(中村剛也)で、まずは自分のスイングをする。そんな感じがしますね」

A2.難しいところですが、僕は「打者・大谷」の方がいいです。「投手・大谷」ですと、点を取るのが難しい。その点、「打者・大谷」は9分の1です。勝負していい場面は勝負できるし、逃げるというわけじゃないですけど、無理に勝負にいかなくてもいいときもありますから。

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最終更新:8/20(土) 0:55

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