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売ろうとしないサイトがまさかのヒット!『ユナイテッドアローズ』のマーケティング観とは

東京カレンダー 8/19(金) 5:20配信

あのヒット商品は、どのようにして生まれたのか?

東カレ読者が手取るような商品を作り、創意工夫に満ちたプロモーションを仕掛ける、マーケター。この連載ではそんなエッジィなマーケターたちに焦点を当て、ヒット作や一風変わったプロモーションの裏側に迫る。

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初回はグイグイ攻めてる企画が話題のキリン株式会社CSV本部デジタルマーケティング部加藤美侑さん、2回目の今回は、株式会社ユナイテッドアローズ経営企画部 広報・CSRチーム リーダー兼全社PR統括の吉田淳志さんに話を伺った。

「世界に通用する新しい日本の生活文化の規範となる価値観を創造し続ける」を社是とするユナイテッドアローズの新たな取り組みとは?

“原宿の高田純次”の異名をとる、吉田さんの『ユナイテッドアローズ』での歴史

鎌倉で生まれた吉田さんは1999年、「ユナイテッドアローズ 横浜店」のオープニングメンバーとして入社。就活はまったくせず、“服が好き”という思いでアパレル業界へ足を踏み入れた。

3年間横浜店で販売員として勤務し、その後は原宿店へ。同時に始まった新規事業がきっかけで、PR(プレス)の仕事をすることになったという。

といってもPRの仕事だけをしていたわけではない。スタンディングメンバーがふたりしかいなかったことから、業務をふたつに分け吉田さんは“PRと店長”という二足のわらじを5年間履き続けた。

その後、徐々に店舗が広がり、また新たな事業立ち上げの参画に関わる。本人は「たまたま新規事業に関わることが続いた」と話すが、ユーモアセンスに溢れた吉田さんに「楽しいモノを作ってほしい」と考える会社の戦略もあったように感じる。(ちなみに、吉田さんはそのセンスの高さから“原宿の高田純次”と呼ばれている)

そこから2011年には、ユナイテッドアローズの全社PR統括を任されることに。11の異なるコンセプトのストアブランドがあり、縦軸としての連動はうまくいくが、横軸にPRを見る人がいなかったことから、今のようにPRやCSRを見るようになった。

ブランドごとにPR担当はいるが、吉田さんはその中でも大きい案件や新規事業の際にサポートとして入っている。ブランド同士の連動の際にはその間を取り持ったりと会社の頼れる存在だ。

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最終更新:8/19(金) 5:20

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