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川崎F・小林悠が語るチームの変貌「風間監督のゲキも今季は熱い」

webスポルティーバ 8/20(土) 14:10配信

◆川崎フロンターレ・小林悠インタビュー(後編)

 昨シーズン、度重なるケガに見舞われた川崎フロンターレの小林悠(28歳)。しかし今シーズンは、マウスピースや水分補給、さらにヨガを取り入れるなど、コンディション維持に最善を尽くすことで、コンスタントに試合に出場し、結果も出している。セカンドステージ第8節を終えて、キャリアハイとなる13得点をマークし、チーム躍進の立役者となっている。

セカンドステージでは7試合連続ゴールを記録した小林悠

 もちろん、小林の工夫は体調管理だけにとどまらない。プレー面でもさまざまな工夫をこらし、その質を高めている。また、チームメイトにも自ら積極的に要求し、それが得点力の向上にもつながっているという。

 そんな小林の、より多くのゴールを奪うための方法論を探るとともに、J1リーグ年間首位を走るフロンターレの強さの秘密に迫った――。

――今シーズンは、ここまで13得点を記録。そのアシストを見てみると、複数の選手からラストパスを受けています。多くのチームメイトと意思疎通を図る秘訣のようなものはありますか?

「練習中から常に自分を表現することで、いろいろな選手からラストパスをもらえているのではないかと思います。それに、うちにはケンゴさん(中村憲剛)、ヨシトさん(大久保嘉人)、リョウタ(大島僚太)とラストパスを出せる技術の高い選手はたくさんいますからね。彼らは本当に自分の動きをよく見てくれている。だからこそ、練習中でもパスがもらえるタイミングで出てこなかったときには、『今、出せませんでしたか?』って”絶対に”聞くようにしています。そこで確認しておかなければ、試合でパスをもらうのはより難しくなりますからね」

――チームメイトに要求することは昔からできていたのですか。それとも、経験を積んだことでできるようになったのでしょうか?

「昔はできていなかったですね。パスさえもらえれば”ゴールできる”という自信がついてからですね。それと、要求することで、自分のプレーも、チームのプレーも、劇的に変わるということが実感できてからです。

 実は、パサーが状況的に難しいと思っていても、パスを受けるこちら側からしてみたら、抜け出せるイメージができているときがある。それを伝えなければ、いつまでもパスは出てこないし、チャンスを逃してしまう。僕が要求したことでパスを出してくれて、もしミスになったとしても、それは出した選手の責任ではなく、『出せ』といった僕の責任。チームメイトには、それを伝えたことで、厳しい状況でもパスを出してくれるようになり、実際、得点も増えた。それに、たとえミスをしたとしても、またトライすればいいことですから」

――今シーズンは主に右サイドでプレーしています。自分としては、それでもストライカーという意識は強いのですか?

「う~ん、どういう選手がストライカーなんですかね。その定義が難しいですよね。ただ、厳しい状況やチームが苦しいときこそ、自分が得点しなければいけないとは常に思っています。

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最終更新:8/20(土) 14:10

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