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プレミアでも貫き通すペップ流の真髄 「90分間ボールを保持する」「スタイルを犠牲にしない」

Football ZONE web 8/20(土) 18:18配信

指揮官として3カ国でのリーグ制覇が至上命題

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は今季プレミア初上陸となるが、勝利のために自身のスタイルを崩すつもりはないようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューで、「90分間ボールを持っていたい」とポゼッションサッカーへの強烈なこだわりを語っている。

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 バルセロナ、バイエルン・ミュンヘンというメガクラブを渡り歩いた名将は、今夏マヌエル・ペジェグリーニ前監督の後を継いでシティの監督に就任した。

「私は90分間ボールを保持したい。ボールを持っていない時にはハイプレスをかける。なぜなら、私はボールをキープしたいからだ」

 ペップはバルセロナでもバイエルンでも、GKを含めた最終ラインにまで足下の技術に優れた選手を並べ、圧倒的なポゼッションサッカーを展開してきた。攻撃時にはサイドバックが中央に絞り、インサイドハーフの役割をこなす変幻自在のシステムを編み出すなど、常識の枠にとらわれないスタイルでタイトルを積み上げてきた。

「このスタイルで私は勝利してきた」

 プレミアリーグはリーガやブンデスリーガとは比べものにならないほど、国内リーグの競争は熾烈だ。しかも、シティにはバルサやバイエルンほどの圧倒的なタレントはいない。結果のためにスタイルを犠牲にすることはあるのか、と問われたペップは「あり得ない。それはあり得ない。どんな理由があって犠牲にするんだ?」と真っ向から否定している。自身のスタイルの正当性を力説した。

「私は勝ちたい。本気でプレーしたい。効果的でありたい。私が信じていることも、それがチームの利益にならないスタイルであったなら、私は実践してなかっただろう。しかし、私は(このスタイルで)選手としても監督としても勝利してきた。我々がスタイルを体現した時、多く得点し、失点はわずかだった」

 ペップにとってイングランドは、監督として3カ国目の挑戦となる。信念を決して曲げないスペイン人指揮官は、サッカーの母国でも成功を収めることができるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/20(土) 18:18

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