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薬代が割引となる「お薬手帳」 アプリ化で持参も容易に

マネーポストWEB 8/21(日) 16:00配信

 医療保険から病院や薬局などの医療機関に支払われる「診療報酬」が、2016年春に改定された。院外処方で調剤薬局を利用した際に、薬局に支払う薬代のしくみも変更され、「あるモノ」を薬局に持参すると薬代が安くなるようになった。

 薬代を割り引いてくれるのは、「お薬手帳」だ。お薬手帳は、処方された薬の名前や用法、用量などを記録しておく手帳のこと。処方箋と一緒に薬局に提出すれば、複数の病院にかかっている場合に薬の重複や悪い飲み合わせがないかを薬剤師がチェックしてくれる。
 
 また、薬のアレルギーや副作用なども記録しておくことで、かかりつけではない病院にかかったときでも、より安全な薬の処方につなげることができる。

 このお薬手帳を薬局に持参すると、薬代として薬局で支払う自己負担額が、持参しない場合より1回につき約40円安くなるのだ(3割負担の場合)。たかが40円とはいえ、同じ薬をもらうだけなら安いほうがいいに決まっている。これまで使ったことがない人も、お薬手帳を発行してもらう価値は十分あるだろう。

家族のお薬手帳もひとつのアプリで管理

 とはいえ、お薬手帳は健康保険証と違って財布に入るような大きさではない。いちいち持ち歩くのは面倒だし、忘れてしまうこともあるだろう。そんな人にはスマホアプリになった電子版のお薬手帳を活用する選択肢もある。

 アプリ版のお薬手帳は日本薬剤師会による公式アプリから、調剤薬局チェーンや開発会社によるものなど、数多くのアプリが提供されている。機能はアプリや薬局の対応状況によって異なるが、処方箋をスマホのカメラで撮影して送信すると薬局に出向かなくても調剤を依頼でき、用意ができたら知らせてくれるという便利な機能を持つものもある。
 
 また、自分だけでなく家族のお薬手帳もひとつのアプリで管理できるので子育て世代にもおすすめだ。多くは、薬局で調剤の情報をQRコードで発行してもらい、それを読み取ってアプリに記録することになる。
 
 その他の機能の対応は薬局によって異なるので、かかりつけの薬局にどのアプリを使えばいいか問い合わせてみるといいだろう。よく見れば、アプリの利用を促すポスターやステッカーなどが掲示されていることもある。

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最終更新:8/21(日) 16:00

マネーポストWEB

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