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インテル長友佑都の今季。新監督F・デ・ブールと相性はいいのか

webスポルティーバ 8/21(日) 18:40配信

 インテルの監督が交代したのは、開幕まであと2週間というタイミングだった。

 ロベルト・マンチーニと新オーナー蘇寧グループの中国人たちとの関係は、すでに修復不可能なレベルにまで達していた。両者は互いの意見を全く受け入れることができなかった。チーム上層部の不協和音は選手たちにも影響を及ぼし、インテルの夏の親善試合の結果は散々なものだった。

長友がサッカーを始めるきっかけ

 そしてマンチーニは去り、オランダ人のフランク・デ・ブールが新監督に就任した。インテルにとっては20人目の外国人監督となる。デ・ブールはボールを常に足元でキープし、高い位置でプレッシャーをかけるサッカーを好む。主に中盤で戦い、カウンター狙いのサッカーはしないというが、会見では「ただしそれほど疲れていなければ……」と、デ・ブール自身が付け加えた。

 監督は代わったものの、長友佑都が置かれた状況に関してはそれほど大きな変化はないようだ。デ・ブールのチームとなっても、彼はこれまでと同じように左右どちらもできるサイドバックとしてプレーしている。

 デ・ブールのインテルでの最初の試合であるセルティック戦(その前にもう1試合が予定されていたが、豪雨のため中止に。この試合がデ・ブールの初戦であり、開幕前の唯一の練習試合となった)、長友は左サイドバックとして78分間プレーしている。

 同じポジションには、フェネルバフチェから移籍金なしで加入してきたジャネル・エルキンがいるが、それを抑えてスタメン出場したということは、長友にとってはいい兆候だ。

 インテルのサイドバックにはエルキンのほか、昨シーズンはジェノアで活躍を見せたクリスティアン・アンサルディも加わり(現在は左膝の故障で治療中)、ポジション争いは激しくなる。それでもデ・ブールの構想の中では、今のところ長友がレギュラーとして定着しているようだ。

 2-0で勝利したセルティック戦では、同じサイドでプレーするイバン・ペリシッチ、ジョフレイ・コンドグビアと連携したプレーを見せ、左サイドにバランスを与えていた。4-2-3-1のシステムをとるインテルにとって、サイドはとても重要なポジションだ。守備をすると同時にワントップにボールも供給しなければならない。すべての動きを敵より早く、息を切らさずにしなければならないのだ。

 デ・ブールが最初にチームについて語ったひとつが以下のことだった。

「私のチームの中にヒエラルキーは存在しない。スターもいない。全員が同じ地点にいる。過去は関係ない。以前の監督は違う考えをしていたかもしれないが、我々は”未来”を考えながら、”今”汗を流す」

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最終更新:8/21(日) 18:40

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