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懸賞付などお得な特典付き定期預金 ネット銀行系も狙い目

マネーポストWEB 8/22(月) 16:00配信

「地方銀行や信用金庫の特典付き定期預金は、かなりお得。実はぼくも、城南信用金庫の『懸賞付き定期預金』をやっていて、何度かお米が当たったことがあるんです。やっぱり現物支給はうれしいもの。しばらく米は『城南』でもらえるから買わないという時期がありました」

 そう話すのは経済アナリストの森永卓郎さん。「マイナス金利の今こそ、特典付き定期預金を始めるべき」と力説する。

「6月に広島『もみじ銀行』による『カープV預金』(※カープの最終順位に応じて金利が上乗せされる定期預金)に1981億円集まったことがニュースになりましたが、特典付きの預金自体は、かなり前からあったんです。本当は、マイナス金利に伴って、銀行側も経営が厳しくなるから特典を付けるのをやめたいくらいなんだけれど、やめるとお客さんが減ってしまうから続けるしかない。『特典付き』は銀行側が少々懐を痛めながらやっているサービスなんです」(森永さん)

 さらにファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんは「ネット銀行系もねらい目」と話す。

「どうしても規模やスケールではメガバンクに勝てないから、特典や金利の上乗せといった、いろんな目玉を付けて頑張っています」(畠中さん)

 例えば、マイルを貯めたい人には、新生銀行のANAマイレージクラブ会員向けの定期預金。新規で口座開設するだけで、300マイルもらえる。「スタートアップ円定期預金」では、預金から3か月間、預けた金額50万円ごとに10マイルもらえるといった太っ腹なサービスだ。イオン銀行では新規で口座開設するだけでWAONポイントがもらえる。

 利用者の立場からすれば、その恩恵にあずからない手はないだろう。しかし、オマケがもらえるといっても、最低預入金額が200万円、350万円と高額で、手が出ないものもある。自分に合った「特典付き定期預金」はどうやって探せばいいのか?

「まず、自分の住んでいるエリアにある地方銀行や信用金庫で、何かキャンペーンはないか探してみるといい」とアドバイスするのは畠中さん。というのも、地銀や信金では、口座開設が営業エリア内の在勤、居住者に限られる場合があるからだ。これまで浮気をせずにメガバンク一筋だった人にとっては、地銀や信金の魅力を知ると、目まいがする人もいるかもしれない。

 ユニークなものでは、福岡銀行の「バースデー定期」(預入金額:1万円~、期間:誕生日が満期日)は、毎月抽選でフラワーギフト券が当たる。

 要介護・要支援の認定を受けた人と家族を対象にした会津信用金庫の介護支援定期預金「きずな」(預入金額:10万円~、期間:1年以上)は、普通傷害保険(日常生活のけが全般を補償)がついて、フリーダイヤルで健康・介護の相談にのってもらえる。

「定期預金をしてみたいと思った地銀や信金の口座が作れるかどうかわからない場合は、電話で問い合わせましょう。もみじ銀行のV預金がそうであったように、地域が違うからとあきらめるのはもったいないですよ」(畠中さん)

 実際、編集部が確認したところ、前出の福岡銀行や山形銀行は、東京都など他の地域に住んでいても、支店さえあれば窓口に行って申し込めることがわかった。

 定期預金ウオッチャーでブログ『1億円を貯めてみよう!』を運営する、すぱいくさんが言う。

「お住まいの近くに支店がなくても、スルガ銀行などのようにインターネット支店があれば、全国から申し込みが可能ですから、今はチャンスが広がっています」

※女性セブン2016年9月1日号

最終更新:8/22(月) 16:00

マネーポストWEB

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