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ミラン本田、セリエA開幕戦で屈辱の出番なし… チームはバッカの3得点でトリノを3-2撃破!

Football ZONE web 8/22(月) 7:36配信

終了間際にドンナルンマが同点PK阻む活躍

 ACミランは21日のリーグ開幕戦で本拠地サン・シーロにトリノを迎え撃ったが、日本代表FW本田圭佑はミラン移籍後、初の開幕スタメン落ち。背番号10が開幕戦で出番なしに終わるという屈辱を味わった。ミランは前半38分にコロンビア代表FWカルロス・バッカがハットトリックを達成。昨季ミランの監督を解任されたシニシャ・ミハイロビッチ監督を今季からベンチに迎えたトリノが2点を奪い、試合終了間際にPKも得たが、GKジャンルイジ・ドンナルンマがスーパーセーブを見せ、3-2でミランが勝利した

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 ミランの新監督に就任したヴィンチェンツォ・モンテッラ監督にとって初陣となった開幕戦は、4-3-3システムでスタート。本田が争う右ウイングのポジションにはFWスソが起用された。センターフォワードはバッカが務め、エムベイエ・ニアングが左サイドに入る3トップになった。

 ミランは優勢にゲームを進め、前半15分にはMFジャコモ・ボナベントゥーラのスルーパスでバッカが左サイドに流れ、中央への折り返しをニアングが合わせる決定機を迎えた。しかし、ニアングのシュートはわずかに枠を外れた。トリノにとっての大きな誤算は同28分に訪れた。スタメン出場していたインテルから移籍のFWアデム・リャイッチが、ピッチに足を取られてひざを負傷。担架で運び出されて交代となった。

 そして、ミランの先制点は同38分に生まれた。スソが中央に絞ったことで大きく空いた右サイドのスペースに、後方からDFイニャツィオ・アバーテが攻撃参加。ニアングのサイドチェンジを中央に折り返すと、フリーのバッカが頭で押し込み先制ゴールを挙げた。ホームのミランは、バッカの開幕ゴールで1-0とリードして前半を終えた。

背番号10はベンチ要員なのか

 後半開始早々の3分、ミランは同点ゴールを許した。トリノは左サイドからDFクリスティアン・モリナーロがクロスを上げると、FWアンドレア・ベロッティが頭で押し込み1-1の同点とした。しかし、直後の同6分、ニアングが左コーナー付近から折り返したクロスを中央のバッカがワントラップからシュートを決め、2-1とすぐさまリードを奪い返す。

 さらに同16分、ボナベントゥーラがドリブルで切り込んだところをペナルティーエリア内で倒されてPKの判定。これをバッカが落ち着いて決め、ハットトリックを達成。昨季18ゴールでチーム内得点王のストライカーは、ミラン加入後初のハットトリックで3-1とリードを広げた。

 トリノが猛攻を見せたのは、試合終了間際だった。まずはアディショナルタイム1分にトリノMFダニエレ・バゼッリがドリブルでミラン守備陣を鮮やかにかわして右足シュートを決め、ミランは3-2と1点差に詰め寄られた。さらに同4分の時点で、ロングクロスをファーサイドで中央に折り返されたところ、ベロッティをミランDFガブリエル・パレッタが引き倒してPKの判定。さらに、決定的な得点機会を意図的なファウルで阻止したと判断され退場処分となった。

 ミランにとっては開幕白星を失う絶体絶命のピンチだったが、17歳の正守護神ドンナルンマが魅せた。ベロッティが右サイドギリギリのコースを狙ったキックを、完全に読み切ってセーブ。若き守護神の活躍でミランは1点差を守り、ホームでの開幕戦を3-2で勝利。モンテッラ監督にミラン初勝利をプレゼントする一方、背番号10を託されながら本田は開幕戦からいきなりベンチ要員に。厳しい船出となった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/22(月) 7:36

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