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「一本調子」「正確性の欠如」 インテル開幕キエーボ戦黒星で長友に露見した克服されない課題

Football ZONE web 8/22(月) 10:50配信

3ポジションをこなしたが、チーム最低評価も

 インテルの日本代表DF長友佑都は、21日のリーグ開幕キエーボ戦で先発フル出場したものの、チームは0-2で敗れた。試合中のシステムチェンジに伴い3つのポジションをこなした長友だが、試合後に公開されたイタリアメディアからの採点では厳しい評価が並んでいる。攻撃参加時の「正確性の欠如」「一本調子」という長年の課題を厳しく指摘されている。

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 インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」は採点記事のタイトルを「6点(及第点)は誰もいない」とし、チーム全体が低調なパフォーマンスだったと酷評した。そして、長友には「5点」を与え、長友の攻撃面での物足りなさを指摘している。

「攻撃参加は少なく、しても正確性がない。両サイドをこなす日本人の特徴を考えるとき、いつもその結論になる。攻撃の組み立てに関わるパフォーマンスは低く、一本調子で変化が少ない」

 長友は中盤まで進出してボールを受けた時に、ワンツーでの崩しかすぐ近くの味方にパスを預けるか、強引に仕掛けるかのパターンに終始した。サイドチェンジやスルーパスといった攻撃の展開を変えるクリエイティブなプレーが少ないことを厳しく指摘され、それを「特徴」として諦められてしまっている。チーム内の最古参となり契約を3年延長した長友だが、長年の課題を鋭く突き付けられている格好だ。

献身性を評価するメディアも厳しい採点

 一方で、サッカー情報サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、長友を「5.5点」と採点し「カウンターを仕掛けられそうなときに、全力で駆け上がるのは彼だけだった。無駄走りになることも多いが、労を惜しまない」と、献身性を高く評価している。

 また、最も厳しく評価したのがサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」で、長友にはチームワーストタイの「5点」を与えた。寸評は、「試合に何も刻まなかった」と一言で存在感のなさを一刀両断にされている。

 昨季終了後に中国企業の蘇寧グループへ株式70パーセントを売却し“チャイナ・インテル”として生まれ変わったインテルだが、リーグ開幕まで2週間を切った8月8日にロベルト・マンチーニ監督を事実上の解任とされる契約解除に踏み切り、フランク・デブール監督を就任させるドタバタ劇を演じた。そのクラブ全体の混乱をそのまま反映させたような開幕戦の敗戦の中で、長友も悪い流れを変えることができずに埋没してしまった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/22(月) 10:50

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