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開幕戦初の出番なし本田にさらなる逆境… 定位置争うライバルに現地紙が及第点

Football ZONE web 8/22(月) 20:10配信

MFスソは得点に絡まずも「技術的に美しい」

 ACミランの日本代表MF本田圭佑は21日の開幕トリノ戦で先発落ちとなり、3-2でチームが勝利する中、交代出場のチャンスもなく、出番なしに終わるという苦難の船出となった。ミラン加入後、開幕戦でスタメンから外れたのは初だが、背番号10が怪我もなく実力で起用されないというミランの歴史に残るような不名誉となってしまった。

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 一方でヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が本田のポジションと語っていた右ウイングで先発した元スペイン代表MFスソは地元メディアから及第点を与えられている。

 ガゼッタ・デロ・スポルト紙は6.5点の合格点を与えている。「バッカにスルーパスを通した。ポーカーゲームのように重要な手を繰り出した。技術的に美しいジェスチャー」と優れたテクニックを評価している。

 コリエレ・デロ・スポーツ紙も及第点の6点を与えた。「ニアングの歩幅も残忍性もないが、ポジションを維持した」と、左サイドを切り開いたFWエムベイェ・ニアングのようなダイナミックさはなかったが、右サイドでバランスをキープしたと評価されている。

 一方、トゥット・スポルト紙は5.5点というやや低い評価となっている。「正確さに欠けた。ロッソネーロ(ミランの)のフォークの先だった」と脅威になるプレーが少なかったと指摘している。

指揮官は本田の好調を認めるが…

 ゴールもアシストもなかったスソだが、昨季後半戦ジェノアに期限付き移籍で6ゴール2アシストと結果を出してミランに今季復帰。モンテッラ監督がプレシーズンのパフォーマンスから強化部に放出を禁じた経緯もある。

 昨季リーグ戦ではバランサーの役割で1得点3アシストという結果に終わった本田は故障の影響でプレシーズンで出遅れたが、モンテッラ監督は前日会見で「コンディションがいい」と語っていた。

 実力でポジションを失った本田は地元紙からまずまずの評価を手にしたスソから、次節27日の敵地ナポリ戦でポジションを取り返すことができるだろうか。それとも昨季イタリアメディアから命名された「パンキナーロ(ベンチ要員)」という有り難くない異名を甘んじて受け入れるのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/22(月) 20:10

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